モーター制御回路
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モーター制御回路(英:Motor control circuit)とは、電動モーターをコントロールするための回路。
概要[編集]
モーターのON・OFFや正転・逆転、回転速度のコントロールを電気的に行う事が可能。
電気的に行えるように組む事でArduino等のマイコンにより、動作をプログラムできる。
趣味でやるような電子工作の分野では、小さめのブラシ付きモーター(130モーターとか)が一般的に使用される。
要点[編集]
- モーター自体がノイズの原因となる事があるため、ノイズ対策が必要だったりする。リングバリスタを内蔵してノイズを低減しているタイプがあったりはする。フォトカプラを使えばLチカの延長線上。
- 多くの電流を消費する事を想定した回路にしないとマイコンが壊れたりする。
- Hブリッジ回路はスイッチングをミスるとショートするため[1]、何か物理的にフェイルセーフが必要な気がする。リレー回路使うとか。
- 3回路スイッチを利用して正転・逆転を制御する回路もある。回転停止時には自然とショートブレーキが効いて位置決めしやすかったりする。
- リミットスイッチをサーボモータで操作するラジコンの戦車とかもあったりする。
ドライバIC[編集]
自分で素子選んで回路組むよりも、ドライバICとかモータドライブキットを使った方がきっと早い。定電流制御とか出来るのもある模様。
"枯れた技術"を好むお硬いエンジニアなら尚の事、メーカー側で改良が重ねられているドライバICを使うのが性に合っているハズ。
総評[編集]
この節は、Chakuwikiのように箇条書きで書かれています。 |
- 細部までこだわったエレガントで繊細な芸術作品のような回路にするか、AK-47のようにシンプルでタフで信頼性の高い設計にするか、設計者のポリシー次第でパーツのチョイスや優先順位がだいぶ変わる。どっちをクールと感じるかは人それぞれ。
- 個人的にはメンテナンスしやすいのがいいんだけど。
余談[編集]
この節は、Chakuwikiのように箇条書きで書かれています。 |
- 130モーターを使った玩具で良くあるトラブルとして、モーター軸に取り付けられている白いピニオンギヤが割れて、軸だけ空転している事がある。
- あらかじめ他の素材のピニオンギヤにしておくという手もありそう。
- 一口に130モーターって言ってもいろいろ仕様の違いで種類が沢山あって、定格電圧も違っていたりする。やっぱロジック部分とは違って電流が桁違いに流れるから回路分けとくのが無難そう。