スライゴオオサンショウウオ
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スライゴオオサンショウウオ | |
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分類 | |
界 | 動物界 |
門 | 脊椎動物門 |
綱 | 両生綱 |
目 | 有尾目 |
上科 | サンショウウオ上科 |
科 | オオサンショウウオ科 |
属 | オオサンショウウオ属 |
種 | スライゴオオサンショウウオ |
名称 | |
学名 | Andrias sligoi (Boulenger, 1924) |
和名 | スライゴオオサンショウウオ |
英名 | South China giant salamander |
保全状況 | |
IUCNレッドリスト | 近絶滅種 (IUCN 3.1) |
ワシントン条約 | 附属書I |
スライゴオオサンショウウオとは、オオサンショウウオの1種である。「ミナミチュウゴクオオサンショウウオ」「スライゴイ」とも呼ばれる。
生態[編集]
中国の真珠、南嶺地域に分布する。
分類[編集]
本種は、1924年に“Megalobatrachus sligoi“という学名をつけられて、新種とされたが、次第にチュウゴクオオサンショウウオと同種であると考えられるようになっていった。
2019年、系統学的研究からオオサンショウウオとミナミチュウゴクオオサンショウウオは別種であり、別種とされたものの生息地にM. sligoiの模式産地が含まれる為、学名は“Andrias sligoi“となるという論文が発表された[1]。
人間との関係[編集]
乱獲の影響で数を減らしており、現在では絶滅したと考えられていた。
2024年、広島市安佐動物公園とサンシャイン水族館で飼われていたチュウゴクオオサンショウウオ4個体がミナミチュウゴクオオサンショウウオであると分かった。1970年代~1980年に移入されたチュウゴクオオサンショウウオの中に本種が混入して輸入されたと思われる[2]。
出典[編集]
- ↑ S. T., Turvey; M. M., Marr; I., Barnes; S., Brace; B., Tapley; R. W., Murphy; E., Zhao; A. A., Cunningham (2019). “Historical museum collections clarify the evolutionary history of cryptic species radiation in the world's largest amphibians”. Ecology and Evolution 9 (18): 10070-10084. .
- ↑ K., Nishikawa; M., Matsui; N., Yoshikawa; A., Tominaga; K., Eto; I., Fukuyama; K., Fukutani; K., Matsubara et al. (2024). “Discovery of ex situ individuals of Andrias sligoi, an extremely endangered species and one of the largest amphibians worldwide”. Scientific Reports 14 (1). .