ミドリガメ

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ミドリガメとは、広義的にはヌマガメ科の幼体、狭義的にはミシシッピアカミミガメの幼体の呼び方の一つである。

概要[編集]

日本にミシシッピアカミミガメの幼体が持ち込まれた際に、その外観からミドリガメと呼ばれた。

体色が緑色であるため、この名がついた。然し成長すると黒くなる。

日本では主にミドリガメはお祭りなどで貰うことが出来た。

1966年に、製菓会社がミドリガメをチョコレートの景品にした。この景品になったミドリガメはミシシッピアカミミガメではなく、コロンビアクジャクガメだった。

飼育方法[編集]

水槽に水と足場、濾過フィルターなどを入れて、毎日エサを適度に与えればいい。甲羅干しするためのライトとかあったらいいかもしれない。大きくなったら水槽を大きいものに変えて、甲羅の掃除とかもしてあげれば、10年ぐらいは生きるらしい。

外来種問題[編集]

このカメなのだが、ある程度育ったら小さい個体より見た目が変わっており、その飼育してる人が嫌って川などに放流させられた結果、日本では既に定着済みである。

ニホンイシガメなどの在来種と競合してしまうので特定外来生物にも指定されようとしているが、その指定をした場合、大量の放流がなされる恐れがあるので、要注意外来生物に指定されていた。

2023年6月1日に、条件付き特定外来生物に指定され、捕獲や飼育はできるが、販売目的の飼育・輸入・野外に逃がすことが禁止になった。