ポテトチップス
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ポテトチップスは、ジャガイモを薄切りにして油で揚げ、調味料で味をつけたスナック菓子。ポテチとも呼ぶ。[1]一番人気はうすしお味[要出典]
名称[編集]
ポテトチップスかポテトチップか。どちらが正しいか。商品名は「ポテトチップス」だが、固有名詞が複数形となるのは何らかの事情がある。
起源[編集]
ポテトチップスの起源については諸説あるが、有力な説として、次のような話が伝わっている。
- 1853年、アメリカのニューヨーク州、サラトガ・スプリングスにあるムーン・レイク・ハウスホテル内のレストランで、ある一人の客が「フライドポテトが厚すぎる」と料理にクレームをつけた。これに対応したコックのジョージ・クラムが、(一説には嫌味を込めて)ジャガイモを紙のように薄く切り、揚げて提供したところ、これが人気となり、ポテトチップスが誕生した。[2][3]
日本では[編集]
カルビーのポテトチップスが普及する前は、形も大きさも不揃いな輸入品のポテトチップスが幅を利かせていて、スーパーマーケットなどで売られていた。1975~76年頃の北海道での話である。その後1977年位に藤谷美和子のとぼけたCM「100円で~」で普及したと記憶している。
悪魔の食べ物?[編集]
ポテトチップスは、どこにでも売っているため手軽に買うことが出来る。それ故に、特に欲しくなくてもつい買ってしまうし、家にあればついつい手を出して食べてしまう。その上カロリーは比較的高めである。この点から、ポテトチップスは、特に体重や健康に気を遣っている人々から「悪魔の食べ物」と呼ばれている。
実際、ポテトチップスには発癌性が疑われる物質が含まれるとされており、(ポテチに限った話ではないが)食べ過ぎはお勧めできない。それでもポテチの人気は高く、例えば作家の伊藤計劃はブログで自身の肥満の原因としてポテチを挙げつつ、1袋430円のポテチの感想を綴っている。だが、カルビー社製のポテトチップスうすしお味はひとつまみ程度の塩しか使っていないとのこと。[4]
自宅でできる料理[編集]
ポテチは自宅で作ることもできるが、多少の薄切りの技術が必要になってくる。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ↑ なおこの名称を世間に広げたのは、きんぎょ注意報だと言われている。
- ↑ 湖池屋 ミュージアム のり塩篇|株式会社湖池屋2020年4月9日確認
- ↑ ポテトチップスが誕生したのはいつですか?ポテト…|よくいただくご質問|お客様相談室|カルビー株式会社2020年4月9日確認
- ↑ 袋の裏面に記載