ボルゾイ企画

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ボルゾイ企画(ボルゾイきかく)は、かつて存在していた日本ゲーム実況グループ。

ふひきー(現・稲葉百万鉄)、がみくわさんぞのの4人組で2008年11月に活動を開始し、2011年12月に解散した。ニコニコ動画にゲーム実況動画を投稿していた他、現在でも個人でゲーム実況者としてそれぞれ活動していて、時折共演もしている。2023年の7月30日には生配信にて四人全員が揃い、一回限りながらも形式的な復活を果たした。メンバー全員群馬県出身。

概要[編集]

2008年11月、ふひきーが「視聴者一辺倒の自分でもうp主になれたりするものなのか」と思い、試しに実況動画を撮ったところ、想像より出来のいいものだったので投稿したことに端を発する。

ボルゾイ企画としては、がみが初登場した同年12月の『【ゆめにっき】何も知らない友人に無理やり実況させてみた』の実況シリーズが第1弾である。当初はそこから高校・大学時代の友人らなどもっと多くの人にゆめにっきを実況プレイさせ、ふひきーの実況プレイ動画としての質を練磨するという構想があった。しかし、ふひきーはがみを誘う前に高校時代の友人も誘っていたのだが、断られたために実現しなかった。

その後、中学校時代からの友人であるくわさんやぞのを誘うことに成功。ニコニコ大百科において「実況者4人組」としてまとめられていた[1]のを見て、求められているのはその方向性なのだと感じたことで、「ボルゾイ企画」は4人体制の実況者グループとなった。「青鬼」の実況(2024年現在で総計723万回再生)がニコニコ2009年年間ゲーム実況再生回数1位を記録する[2]など人気を誇ったが、2011年12月に解散した。

グループの活動は非常に活発的で、全盛期は1日に3つの動画を投稿することもあった。解散までに投稿した動画は600以上に上る。最も多いのはふひきーの動画であり、半数以上を占める。

ボルゾイ企画という名前の由来は、ふひきーのポケモンカードGB実況で主人公に付けた「ボルゾイ」である。

メンバー[編集]

ふひきー(現・稲葉百万鉄)[編集]

動画編集担当でボルゾイ企画のリーダー。ニコニコ動画で史上6人目となる6作品ミリオン再生を達成。解散後は名前を変えながら勢力的に活動を続けていたが、2015年にがみを誘って実況者グループ「西美濃八十八人衆」を結成し、名前を正式に稲葉百万鉄へと改名した。現在はYoutubeとニコニコ動画の二刀流で活動している。既婚者。

がみ[編集]

ボルゾイ企画のツッコミ担当。怖がりでホラーゲームなどではプレイ&絶叫担当になる。解散後は稲葉百万鉄(ふひきー)の「西美濃八十八人衆」で活動しているほか、Youtubeでも「怪傑がみちゃんねる」という自身のチャンネルを作り活動している。現在は他配信者とのコラボを積極的に行っている。

くわさん[編集]

他メンバーとの協力プレイや雑談が多く、個人実況はほとんどなかった。解散後もニコニコの公式イベントや生放送に出ており、その際はボルゾイ企画名義で参加している。既婚者。

ぞの[編集]

ボルゾイ企画のブログ管理担当。ボルゾイ企画の最終兵器ともいわれていた。解散後もニコニコの公式イベントや生放送に出る際はボルゾイ企画名義で参加している。また、稲葉(旧ふひきー)とがみの「西美濃八十八人衆」にも時折ゲストとして出演している。2021年よりYoutubeに進出している。既婚者で子供もいる。

イベント[編集]

書籍[編集]

  • つもる話もあるけれど、とりあえずみんなゲーム実況みようぜ!(2011年8月1日、ハーヴェスト出版、ISBN 4434157043)

参考文献[編集]

  • ニコニコ大百科(ボルゾイ企画の項)

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]