ベトナム帝国
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ベトナム帝国（ベトナムていこく）は、東南アジアに存在していた君主国。
概要[編集]
現在のベトナム社会主義共和国に存在。1945年3月11日から9月2日まで存在。日本が実権を掌握しており、民衆の支持は得られずに崩壊した。
歴史[編集]
かつては阮朝と呼ばれ1802年から帝政国家として現在のラオス・カンボジアも含めていたが、やがてフランスの植民地となり、形式上のみの王朝となっていた。 1945年3月9日、日本軍とフランス軍の戦闘が行われる。ベトナムはフランスとの条約を破棄して主権を回復。阮朝のバオ=ダイ皇帝が即位し、チャン・チョン・キムが初代首相に就任した。日本軍に全権を掌握され、傀儡政府となっており、1945年8月23日に内閣は崩壊。
1945年9月2日にベトナム民主共和国が独立宣言。これによって、君主制のベトナム帝国は完全に崩壊したが、フランスが再度インドシナに進出し、南部にバオ=ダイを元首とするベトナム国（後のベトナム共和国）が建てられ、南北に分裂した。