ヘイケボタルとは、ホタルの一種である。
ゲンジボタルに次いでよく見られる。ヒメボタルと並んで親しまれている。その点オバボタルは無視されがちである。
体長0.8~1cm。
胸部背面に縦紋があり、中央で横に広がらない。
上翅にある点刻は不規則で、ゲンジと比べ、縦の隆条が弱い。
日本、樺太、シベリア東部、中国、朝鮮半島に分布する。
6~8月に成虫が発生する。発光はゲンジよりも暗く、間隔短い。
幼虫は水中で過ごし、カワニナやモノアラガイを食べる。
人間との関係[編集]
環境の変化により数を減らしているものの、無農薬の稲作が広がっているため、増えつつはある。
名前の「へいけ」は、平家に由来しており、ゲンジと比べて、小型で弱々しい事に由来する。