ビッグモーター
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ゴルフを愛する人に対する冒涜ですよ
- 記者会見にて、兼重宏行氏(当時社長)
ビッグモーター(びっぐもーたー, BIGMOTER)は日本の中古車販売企業。
概要[編集]
1976年、山口県岩国市で兼重宏行が「兼重オートセンター」を創業。1980年、社名を「ビッグモーター」に変更。
保険金水増し請求に関わる一連の不祥事[編集]
2023年初頭頃から保険金不正請求に関わる問題が週刊誌やテレビにより世間に大々的に報道されるようになる。それに伴い、同社のパワハラ体質や、保険会社と癒着し顧客を欺き利益を出す企業体質に批判が集まった。
- ビッグモーターの伝説
- 保険金目的で客から預かった車体に故意に傷をつける。
- ローソクやサンドペーパー・靴下にいれたゴルフボール・ドライバーなどを駆使。
- ゴルフボールの件に関して、当時社長の兼重宏行氏は記者会見で「ゴルフを愛する人に対する冒涜ですよ」と発言。違う、そうじゃない。
- 保険金目的で客を欺く。
- オイル交換しました!(実際にはしていない)
- 高いタイヤを付けました!(実際には安いタイヤ)
- 保険会社と癒着し水増し方法の指導をうける
- 異常な経営計画書。
- 店前の街路樹を除草剤で枯らす。
- パワハラLINE
- ビッグモーター副社長構文(教育教育教育教育教育死刑死刑死刑死刑死刑教育教育教育教育教育)
- 社員によるサクラ口コミ
- 異例の違反点数
- 一連の不祥事を受け、国交省による調査が実施された。結果、浜松南店において違反点数が1万3584点という前代未聞の記録をたたき出した。なお、この違反点数は360点に到達した段階で民間車検場としての指定が取り消されるものである。37回の指定取り消しを受けてもまだ余りが出るほどの点数であり、一種のスコアアタックと揶揄する声も。
- 保険代理店の登録取り消し処分(金融庁発足以来初)[4]。
- 金融庁の立ち入り調査の結果、経営管理態勢と保険募集業務における適正な体制の整備の面から自動車保険の代理店としての登録が取り消された。なお、行政処分の詳細[5]において、 「会社法が求める機能を発揮しているとは認められない実態にある(原文ママ)」とあるように、そもそも会社としての体を成していないとはっきり書かれてしまっている。
- 影響
- この問題により、ビッグモーターのCMでおなじみとなっていた佐藤隆太が自主降板。
- ビッグモーターがCMの放送中止をメディアに通達[6]。一部の地方ラジオ局がCM激減により倒産危機となる[7]。
- 2024年春と25年春の新卒採用を停止。中途採用は継続[8]。
- 2023年9月にオープン予定であった福島県いわき市の店舗と11月にオープン予定であった岐阜県大垣市の2店舗について、出店を取りやめる結果に[9]。
- 2023年10月24日、国交省よりビッグモーターの34事業場に対して行政処分を行ったことが公表される。34事業場すべてにおいて事業停止(10~90日)、12工場で指定取り消し処分、それ以外の指定工場でも20~180日の車検業務の停止処分が行われている[10]。
- 2023年11月30日付でビッグモーターおよびグループ会社の損害保険代理店としての登録が取り消される。
脚注[編集]
- ↑ 傷が深く見える写真の撮り方指導…ビッグモーター「幹部の不当人事」と「損保ジャパンとの本当の関係」 - FRIDAY DIGITAL
- ↑ ビッグモーターの件で「生殺与奪権」が話題。元凶は株)武蔵野の小山昇か? - Togetter
- ↑ ビッグモーター八戸店の口コミ削除 出店前に「フレンドリーな接客」 - 産経新聞
- ↑ 金融庁、初の代理店登録取り消し、ビッグモーターGに対して 再建への道筋「極めて困難」
- ↑ 株式会社ビッグモーター、株式会社ビーエムホールディングス及び株式会社ビーエムハナテンに対する行政処分について
- ↑ ビッグモーターCM中止 - Yahoo!ニュース
- ↑ ビッグモーター不正で各地のラジオ局が“倒産危機”の思わぬ余波。アレだけ流れていたCMが消え「ACジャパンだらけ」との声が全国から続々 - MONEY VOICE
- ↑ ビッグモーター、新卒の採用活動を停止 中途採用は継続 店舗は続々閉店へ - Yahoo!ニュース
- ↑ ビッグモーター出店白紙、福島と岐阜 販売強化の号令むなしく - 産経ニュース
- ↑ https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001705594.pdf
外部リンク[編集]
- ビッグモーター - 公式ウェブサイト