逆説

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逆に考えるんだ

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逆説(ぎゃくせつ、英:Paradox)とは、通説ではない説明手法。

いわゆる概要[編集]

一般的な考え方とは違う、という事なので、とあるコミュニティでは通説な考え方でも、別のコミュニティでは逆説的に見えたりする。

普段から逆に考える習慣があると、逆説的な考え方で筋が通っている事象に対しては括弧良いと思ったりする。

普段から逆に考えるのが通説となっていると、通説が逆説に感じるようになる、かもしれない。

例えば「2+2=4」と考えていた所を「4=2+2、または1+3、または1+1+2、または1+1+1+1」と、逆にして初めて構成要素に分解する視点を得られた、と語る人も居る。

常識を疑う[編集]

  • 一般常識は基本哲学だったりして根拠が曖昧だったりするので、一度疑ってみる価値はある。
  • 論より証拠とも言うので、論だけの話は基本信じないのが一般的なはずだが、そうではないのが現実らしい。
  • 一般的な逆説も基本哲学だったりして根拠が曖昧だったりするので、一度疑ってみる価値はある。
  • 案外前提条件を端折っていたりすると、状況によっては逆説も逆に逆になったりする。

逆説に見えるような言い回し[編集]

戦わずして勝つ — 孫氏
木の葉を隠すなら森の中 — ブラウン神父[1]
汝平和を欲さば、戦への備えをせよ — 出典不明[2]
いちばん偉い者は、仕える人でなければならない — イエス・キリスト[3]
夜勤に備えるためには、まず眠らなければならない — 出典不明
寛容な社会を維持するためには、社会は不寛容に不寛容であらねばならない — イギリスの哲学者、カール・ライムント・ポパー[4]
剣をとる者はみな、剣で滅びる。(中略…)御霊の剣(中略…)を取りなさい。 — 聖書

逆説的な話[編集]

  1. ある航空機について、戦場での撃墜が相次いだので対策として機体に防弾や補強を施す事にした。
  2. どの部分に防弾や補強を施したら良いのか調べるため、被弾して戻ってきた機体の被弾箇所を調べた。
  3. そして被弾箇所として挙がってこなかった部分に防弾や補強を施した。
  4. 理由 被弾して戻ってきた機体の被弾箇所は、そこに被弾しても致命傷にはならない、という事を示していた。


  1. ある戦場で負傷者が大勢いた。
  2. 医師は「助けてくれ!」と言わない負傷者から治療を優先した。
  3. 理由 重症なら「助けてくれ!」とは言わないから。


  1. ある戦場で負傷兵が大勢いた。
  2. 指揮官は「助けてくれ!」と言う負傷兵から治療を優先した。
  3. 理由 軽傷ならすぐ戦線に復帰できるから。

脚注[編集]

関連項目[編集]