ティアマト彗星
ナビゲーションに移動
検索に移動
ティアマト彗星(ティアマトすいせい)とは、アニメ映画「君の名は。」に登場する架空の天体である。
概要[編集]
東京に住む男子高校生の立花瀧と岐阜県の小さな町に住む女子高生の宮水三葉は、互いの心が時々入れ替わってしまうという現象に悩んでいた。
三葉に会いに岐阜の山奥の糸守町に向かった瀧は、その町が数年前にティアマト彗星が落ちて廃墟になった町であったことを知る。
実は瀧の心が入れ替わってしまう相手は、瀧と同時代の三葉ではなく、数年前の(彗星が落ちる直前でまだ死亡していない)三葉だったのである。瀧は過去の三葉に、彗星が落ちることを伝えようとするのだが…
設定について[編集]
映画中におけるティアマト彗星の描写は天文学的に様々な問題がある。
彗星は地球を回っているわけではなく、太陽を回っているのである。その上、周期も長過ぎる。
軌道や周期に関しては、太陽を回る周期を設定した上で、1200年毎に地球の間近を通過するという設定にするのが妥当と思われる。
ティアマト彗星が地球の間近で二つに割れ、本体は地球を通り過ぎ、破片だけが地球に落ちてくるというのも不自然である。仮に割れることになっても破片は本体とほぼ同じコースを進むからである。
地球の間近ではなく遠方で二つに割れた。彗星から出るガスの影響などによって破片は徐々に本体から離れ、本体が地球の間近を通過した際に、破片だけが地球に落ちたという設定にするのが妥当と思われる。
地球に接近した際に、その破片がヒロインの宮水三葉が住む町に落ち、町は壊滅する。このとき三葉は妹や祖母とともに死亡することになる。