ダイハツ車の特徴
本項ではダイハツ工業が製造する自動車の特徴について述べる。
内装系[編集]
シートの側面が裂けやすい。最初の車検の頃には大抵裂けている。故障という程ではないし、使うのにも支障はないのだが、見た目は悪くなる。他のメーカーの車では裂けてこない。シート側面が裂けやすいことは昭和の頃から改善されていない。改善する気もないようである。シート交換には大金が掛かる。オーナーが最初の車検の際に買い替えたいと感じるように意図的に改善をせずに裂け易く作っているとしか考えられない。他のメーカーの車にはこのような問題は起らない。
一時期流行したコラムシフトをムーブなどに採用していたが、狙った位置に止めるのが難しく、エンジンブレーキを利かせようとギアを落とそうものならいきなりローギアに叩き込んでしまったり、戻そうとしたらDを通り越してニュートラルに入ってしまうことも珍しくなかった。インパネシフトが流行しだしてからはそちらがメインになっている。
エアコンの操作系は登録車(トヨタからのOEMであるアルティスを除く)までダイヤルやボタンによる操作系であり、2023年の登録車などに多いタッチ液晶を多用したものではない。
エンジン[編集]
アクセルストロークが異常に少ない。少し踏み込んだだけでアクセル全開になってしまう。「ダイハツ車は加速が良い」と錯覚してしまうが、単にアクセルが全開になっているだけである。こういうアクセルペダルであるから、踏みかたを加減してエンジンの出力を微調整することが無理である。足が器用でないと一定の速度を保つのに苦労する。
軽自動車のエンジンはほぼ3気筒直列エンジンであり、軽自動車のほぼ全車で同一のエンジンが使用されている(微妙な差異はある)。その割には無駄にターボチャージャーの搭載を出し渋っている感が出ており、不人気車と言われたダイハツ・ミラトコットはターボモデルがあれば評価は一変していただろうといわれているほどである。
ライト[編集]
ダイハツのヘッドライトは光軸がずれているとよく言われている。特にダイハツ車が後ろに来るとハイビームかと疑うほど眩しく、自車の照射範囲より先を照らしていることも多い。単に車高の差やヘッドライトの位置からくるものと思われていたが、2023年のダイハツの不正調査によりヘッドライトの調整機構に関する試験で不正が発覚。直接的に影響はないと思われるが、眩しい原因の一つではないかとささやかれている。
ダイハツ車のデザイン[編集]
軽自動車はそれなりでデザインも良いのだが、普通車は手を抜いている感じである。
優美なデザインで大人気であったミラココアに対する「車が可愛すぎて化粧バッチリでないと乗れない」というわけのわからない批判を真に受けて、ミラココアを製造中止してミラトコットに切り替えたのは大失敗であった。あえてミラココアの問題点を上げるならば「デザインが少女漫画的で可愛すぎて男が乗り回すのは恥ずかしい」ということである。
ダイハツ車は錆びにくいように感じる。鉄板にしっかりメッキしてあるようである。
ミラ・ジーノにはミニクーパーのパクリ疑惑がある。コンパーノはフィアットのパクリ疑惑があった。
シャレードディーゼル[編集]
ダイハツは以前、シャレードディーゼルという小型ディーゼル車を製造していた。燃費は抜群なのだが振動と騒音が酷かった。
ホンダ車との比較[編集]
ホンダ車よりもメンテナンス性は良いのだが、静寂性や燃費などはホンダ車の方が洗練されている。
足回り[編集]
足回りのバネをケチって質の悪いものを使っているらしく、故障とまではいかないが数年後には目に見えて傾いてくる。運転席に近い右フロントが下がってくるので、デブが乗っているように見えてしまう。ホンダ車やスズキ車では有り得ないことである。右フロントのスプリングを交換すると今度は逆に、そこだけ上がり過ぎてしまう。みっともない程に傾く前の2万~3万キロ走行時に右フロントのスプリングを交換すれば、理論上5万キロくらいで水平になるかも知れない。
ダイハツ車はブレーキの効きが抜群に良い。普通にブレーキを踏んだら急ブレーキになってしまう程である。しかし、サイドブレーキは効きが悪い。ブレーキの効きが良ければ追突する事故は防止できるが、予想外にブレーキが効いて追突されかけた経験がある。
ハイクオリティな車は作らない[編集]
ダイハツのラインナップにはいわゆる高級車と呼ばれるものが少ない。その少ない車種も親会社であるトヨタのOEM車であったり、傘下に入る前でもカローラをベースに高級感を出した車であったり、独自開発したフラッグシップ車も欠陥が見つかり、朝日新聞に燃える車と騒がれ商業的に失敗してしまってたりする。子会社の立場上、トヨタ車よりも高級(に見えるよう)な車を作るわけにはいかないのである。そのせいか軽自動車や小型乗用車に力を入れているようである。なお、同様に軽自動車を主力とするスズキも高級車を出したことがあったがほとんど売れなかったこともあり、一度ついてしまったイメージの払拭がいかに難しいかがうかがえる。
スズキジムニーはランドクルーザーを凌駕する高性能な四輪駆動車だが、ダイハツがそのような車を作ったらトヨタの逆鱗に触れるので中途半端な四駆しか作れないのである。
ジムニーやパジェロミニをパクるのではなくウニモグ風の軽四駆を作るのはどうだろうか?ハイゼットをベースに。軽トラならばトヨタも怒るまい。
燃費[編集]
ダイハツ車をガソリン満タンで走り始めると、100km近く走るまでメーターの針が満タンのままである。「あれぇ。100km近く走ったのにガソリン全然減ってないぞ」と思うが、燃費が良いように見せ掛けるために態とそう作っているようである。100km走ったくらいから針は一気に下降するのである。