ジムニー

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
移動先: 案内検索
ジムニー(Jimny)
H13-Jimny-2018-01-16.png
ジムニーXG(2001(H13)年式)
ボディタイプ3ドア
形式スズキ・ABA-JB23W
駆動方式パートタイム4WD
トランスミッション5速MTまたは4速AT
全長3,395 mm
全幅1,475 mm
全高1,680 mm
エンジンK6A型 /
水冷4サイクルDOHC12バルブ
直列3気筒インタークーラーターボ
総排気量658 cc
燃料供給装置EPI(電子制御燃料噴射装置)
最高出力47kw / 6,500回転(64馬力)
燃料タンク容量40リットル
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
出典ジムニーXGスペック表(スズキ自販)
備考上記スペックは
2014年8月発売の
JB23-10型XGグレード。
テンプレート

ジムニー(Jimny)は、スズキが製造販売している日本唯一の本格的軽RVである。──でも一応普通車クラス設定もある。海外販売もされている。

7000m級の高山を走破した自動車での高高度走破ギネスブック記録を取ったことがある。ちなみにふつーの車だと地上1気圧で走る前提があるので、この高度(平均マイナス17度、0.4気圧)まで登るとエンジンが止まる、パワーが激減して走行不能になる。

ジムニー特有の特徴[編集]

利点[編集]

  • 2018年1月現在、日本の軽自動車クラスで唯一の4WD+FR駆動を持つ。
    • 車内スイッチ切り替え型のパートタイム4WD。つまり、切り替えを行わないときは前部フロントボンネット下にあるエンジンから車体下部のシャフトを介して後輪2輪のみが駆動しているFR車。
      • 文章だけで分かる通り「構造がとても複雑で、可動部が多くなる関係上割高になる」ので、安さを売りにしたがる軽自動車をFRにするのはかなり『異常』な部類に入る。でもジムニーだし。
  • 完全凍結路面で10トンダンプを牽引し引きずり回せるほどの強力無比な馬力(水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ64馬力、軽自動車最強クラス)と走破性。
    • なお、同じく64馬力ターボを積んでる他軽自動車としてホンダN-BOXなどがある。ただし悪路走破性では比較になりません。だってジムニーだし。
  • 意外なことに、全備重量で1トンを切っている。これはRV車としては最軽量な部類に入る。グリップ力? お察しください
  • 古い車種になればなるほど中古車市場でマニア向け需要がトップクラスで、30年前の旧型、10万キロ以上の車両が高額で売られてる(他車種ならそのまま廃車決定)。だってジムニーだし。
  • 電装関係が全てダッシュボード以上にまとめられているため、オーナーが水密処理するとペダル類が完全水没する水深でも平然と渡河出来る。
  • 部品耐久性が(軽自動車にしては)キチガイ沙汰。横転しても起こしたら普通にエンジン掛かるし。販売元は儲かってるのか心配になるレベル。
    • 確か2代目辺りからアルミ製エンジンなので、最近のは横転や一回転したときにエンジンぶつけて凹ませたら二度と動かない可能性は大。衝撃吸収型エンジンなので、代わりにあなたの身体(特にエンジンルームのすぐ下に位置する両足)が無事なことを喜ぼう。

難点[編集]

  • 車種制作の主眼が走破性第一で他の優先度は(搭乗者快適性も含めて)低いので、(新型で多少マシになったとは言っても)とにかく乗り心地が悪い。
    • 旧型なんか温風が足元にしか来ない仕様だった。
  • 車高がかなり高いため非力な搭乗者だと重量物を持ち上げられない。
  • 後方に大きく張り出したリアタイヤがとにかく邪魔。
    • あとカバー付けないとすぐに錆びる。
  • 狭い全幅に高い車高ということで、急ハンドルで横転しやすい。
    • 現行車種は(タイヤ性能も上がったし)マシになったが、旧型は時速60キロ超で全開急ハンドル切ったら横転した。
  • 4WDのRV車としては全備重量でも1トンを切る軽量なため、普通車RVと比較するとグリップが弱く横風にとても弱い。
  • 本気の本格的RVで走破性を意識してサスペンションラダーフレーム積載なため車高が本気で高い=荷室容量が意外と少ない。
  • センターデフのないパートタイム式4WDである。しかも、タイヤは大きいがエンジンは小さい。グリップが比較的良い路面では、トランスファーを入れるとハンドルを大きく切ったときに抵抗が大きすぎて走行が困難になる場合がある。
    • ディファレンシャルギア=自動差動減速機構、デフがない=ハンドルを切ったときに各駆動タイヤ別で差動が発生する=前進力と同時に大抵抗が発生する、のでハンドル切れ角を運転者側が逐次調整しないと前進力が抵抗力を上回らない。ので、停止時に差動を全く考えずにハンドルをいっぱいに切ってしまうど素人の場合、路面のグリップなどに全く無関係に「ハンドル切りすぎで(差動抵抗により)その場から1ミリも動けなくなる」という微笑ましい光景がたまに見られる。

歴史[編集]

  • 1967年 - 鈴木自動車は、ホープ自動車が開発した小型四輪駆動車「ホープスター」の製造権を買い取る。

初代[編集]

  • 1970年 - 初代ジムニー発売。空冷2スト360cc4速MT、車重600kg、幌タイプ。鈴菌の憧れ。
  • 1972年 - 空冷から水冷に仕様変更。
  • 1976年 - 軽自動車の規格改正でエンジン出力が2スト550ccに変更。
  • 1977年 - エンジンが4ストに変更。

2代目[編集]

  • 1981年 - 2代目ジムニー発売。ボディタイプに従来の開放型(幌)以外に全密閉型が追加された。色といい車格といい、ハンヴィーを意識したのかなとか思われる。
  • 1986年 - 燃料噴射機構に電子制御を搭載した(EPI、電子制御燃料噴射装置)。またトランスミッションが5速MTになり、ターボ車仕様となった。──ただし伝説のドッカンターボで操作めっさむずかった。
  • 1990年 - 軽自動車の規格改正でエンジン出力が4スト660ccに変更。エンジンはインタークーラーターボに統一された。サイドミラータイプになった。
  • 1995年
    • フェンダーミラーが廃止されドアミラーになった。
      • 根っこから1本起ちタイプで、軽自動車高速道制限速度の時速80キロ以上で走行すると『ドアミラーが風圧に負けて左右同時にお辞儀する』という素敵仕様車。
    • この年に初代以来伝統の幌タイプが廃止された。

3代目[編集]

  • 1998年
    • 軽自動車の規格改正により、排気量変わらず車格が大幅に広がり大きくなった。
      • 「車重が増えたのにパワー据え置きで燃費が悪化した」とよく言われるが、2代目最終型と比較すると10kgしか増えてない。
    • ジムニー初のパワーウィンドウ搭載。エアコンの温風も上部に来るようになった。もうガチ防寒装備で乗車しなくてもいいことをちょっとだけ寂しく思った鈴菌保菌者もいたとか。
  • 2000年 - ジムニー初の2WD設定車発売。「たくさん物が詰める女性でも乗りやすい買い物仕様!」を謳ってたんだけど、値段設定高めで車高あるRVでそれは無理筋すぎただろう。でも同時期に似たような狙いで三菱パジェロミニとかもあった(2018年現在販売終了済)。
  • 2012年 - 外見上の特徴だったボンネットのインタークーラー吸気口の形が変更され、幅広となり高さが低くなった。
  • 2014年 - タコメーターのレッドゾーン領域が7000~9000回転に変更された。よく覚えてないけど1998年以来の変更じゃないかな。

ジムニーの都市伝説[編集]

ジムニーを買うと夫婦喧嘩が増える[編集]

  • 夫の奥さんは本当はワゴンRにして欲しかったのである。
  • まず最初に助手席で乗り心地の悪さに悲鳴を上げる。
  • 旦那に食べさせる夕食の材料を買いに乗り心地の悪さを我慢しながらジムニーを運転して買い物。対向車の視線が気になる。皆「あの女、女のくせにジムニー運転してるぞ」という顔をする。スーパーの駐車場ではジロジロ見られる。
  • こんな生活いつまで続くの?
  • ジムニーがある限り続きます。
  • 夫婦喧嘩の原因は?
  • お察しください

ジムニーは軽だから燃費が良い[編集]

ジムニーはオフロード入門用に最適[編集]

  • ジムニーを知らない人のセリフである。
  • ジムニーはオフロード性能だけを極端に高めた車である。ここだけの話だが、身軽なジムニーはランドクルーザーよりも悪路に強いのである。

関連項目[編集]

  • ハスラー - 同じスズキのRVもどき。アルトとジムニーの中間を意識した開発らしい。

参考文献[編集]

動画[編集]

初級:ふつーに店舗車を試乗(3代目H26(2014)年式)

中級:4トントラックを牽引(2代目改造仕様)

上級:横転したけど起こしたら動く(主に2代目特別仕様WILD WINDなど)

変態:渡河しちゃった(全水没した白いのだけ3代目)

外部リンク[編集]