タイリクバラタナゴ

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タイリクバラタナゴ
分類
動物界
脊索動物門
条鰭綱
コイ目
亜目コイ亜目
コイ科
亜科タナゴ亜科
バラタナゴ属
バラタナゴ
亜種タイリクバラタナゴ
名称
学名Rhodeus ocellatus ocellatus
(Kner, 1866)
和名タイリクバラタナゴ (大陸薔薇鰱)
保全状況

タイリクバラタナゴとは、バラタナゴの大陸産亜種である。

概要[編集]

全長6~8cm。

腹鰭に白紋が存在し、側線有孔鱗数は3-7(普通は5)。

ニッポンバラタナゴとは、形状上の差が重複しており、同定するのは難しい。

生態[編集]

アムール川流域から珠江流域までの東アジアに分布する。

動物性プランクトンを食べる。

産卵期は3~9月。イシガイ科の二枚貝に産卵する。

人間との関係[編集]

日本では、1940年代に観賞用として持ち込まれた。

その個体が野外に放流され、ニッポンバラタナゴと交雑を起こし、遺伝子撹乱が起きている。

外来生物法の要注意外来生物日本の侵略的外来種ワースト100に指定されている。