セルフカバー

セルフカバー(英:Self-cover )とは、提供曲などを作者自ら歌う事である。

概要

セルフカバーは、和製英語であるものの、英語でも使われる事はごく稀にある。例えば英語版Wikipediaには「Self-covers albums」というカテゴリが存在する。

実例

• さだまさし
  • 山口百恵に提供した「秋桜」を自身でカバーした。
• 松任谷由実
  • 三木聖子、石川ひとみに提供した「まちぶせ」を荒井由実名義でカバーした。
• 堀内孝雄
  • 麻生詩織に提供した「恋唄綴り」を自身でカバーした。
  • 中澤ゆうこに提供した「カラスの女房」を自身でカバーした。
• 竹内まりや
  • 薬師丸ひろ子に提供した「元気を出して」を自身でカバーした。
  • 中山美穂に提供した「色・ホワイトブレンド」を自身でカバーした。
• 中島みゆき
  • TOKIOに提供した「宙舟」を自身でカバーした。
• F-BLOOD（藤井フミヤ・直之兄弟）
  • 猿岩石に提供した「白い雲のように」を自身らでカバーした。

セルフカバーと誤解される実例

• サザンオールスターズ
  • 高田みづえに提供した「私はピアノ」は提供前にアルバムで原由子の初ボーカル曲としてレコーディングされているが、高田のシングルヒット後にシングルカットされたため、セルフカバーしたと誤解されやすい。
• 南佳孝
  • 自身がリリースした「モンロー・ウォーク」を郷ひろみに「セクシー・ユー」として曲提供したが、郷の方が先にヒットした。
• 堀内孝雄
  • 松平健に提供した「夜明け前まで」を自身が「はぐれ刑事純情派」用に曲流用するにあたり全く作詞を変えることを要求され、異名同曲の「影法師」としてリリースした。