スバル・BRZ
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BRZとは、SUBARUとトヨタ自動車が共同開発したスポーツカーである。トヨタ自動車からは「トヨタ・86」として発売されており、両車は兄弟車の関係になっている。
初代[編集]
2012年に発売された初代BRZはスバル初のFRレイアウトで発売された車である。エンジンはスバルが開発した水平対向エンジンとトヨタの燃料噴射技術であるD4-Sを組み合わせたFA20Dが採用されている。このように開発技術やデザインを両社で持ちより、開発されていった経緯がある。FA20Dは最高出力200ps/7000rpmを発揮する。決して高出力なエンジンではないものの、扱いやすいパワーで操る楽しさをコンセプトにした車である。
86と兄弟車であるものの、両車のセッティングによる違いは年次改良により明らかにわかりやすくなっており、出荷時のセッティングはBRZがグリップ、86がドリフト向けの味付けがなされているという。しかし、これはあくまで出荷時のセッティングであり、ユーザが足回りのチューニングをした場合はこの限りではない。
2代目[編集]
2021年に登場した2代目BRZは排気量が拡大され、2.0Lから2.4Lに拡大されている。結果、出力の向上とトルクの改善がされたという。一方、コンパクトスポーツカーやライトウェイトスポーツカーが当初のコンセプトであったため、排気量の拡大には批判的な声が多い。
関連項目[編集]
- トヨタ・86
- AE86
- スバル・インプレッサ - 本車が出るまで、スバルにおける最後のクーペ車種であった
- スバル・アルシオーネ - 本車が出るまで、スバルにおける最後のクーペ専売車種であった
- 頭文字D