ドリフト走行

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ドリフト走行とは、タイヤを横滑りさせながらコーナーを通過するテクニックである。単にドリフトと呼ばれることが多い。

概要[編集]

一般的なサーキットレースで見られることは少なく、F1SUPER GTなどでもグリップ走行が基本である。例外的に雨天時などのすべりやすいコンディションの場合に意図的に滑らせることはある[注 1]

かつてはローリング族ドリフト族などの非合法的なドリフト走行ばかりであったが、現在ではサーキットにおける合法的なドリフト競技としてパフォーマンスを競う種目になっている。また、ラリー競技ジムカーナではスピンターンと併せて多用されるテクニックでもある。

ドリフト走行は駆動輪を空転させるため、エンジン回転数を落とさずにコーナーをクリアするほか、回頭速度が速いためジムカーナなどでは有利とされる。 一方で駆動輪が空転しているということはパワーロスを生じているほか、タイヤはもちろんトランスミッションハブベアリングデファレンシャルギアなどに多大な負担がかかってしまう。また、ドライ路面で行った場合はスキール音と共に白煙とタイヤの灼けるにおいが立ち込める。その際に路面にタイヤ痕が付くため、サーキットによっては禁止していることもある。

車両[編集]

頭文字Dの影響もあり、AE86シルビアなどが多用される。現在では後輪駆動車が減ったこともあり、レクサスベンツの車両などでドリフトする例も見られる。 また、前輪駆動車や四輪駆動車はドリフトに向かないとされるものの、FFならではのドリフト(Fドリという)を楽しむものも存在する。4WDでもドリフトしやすい車両(DCCD搭載のインプレッサなど)も存在するほか、センターデフを加工しFR化することでドリ車に改造する例も見られる。

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. 91年のJSSにおいて、雨天のレースでRX-7を駆る土屋圭一富士スピードウェイをドリフトで駆け抜け、独走するシーンがあった