スバル・アセント
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アセント(Ascent)とは、スバルが北米市場向けに製造・販売している中型サイズのクロスオーバーSUVである。
概要[編集]
2014年に製造を終了した北米専用モデルであるスバル・トライベッカの後継車種として2018年に販売が開始されたモデルである。トライベッカは動力性能やサイズ、そして奇妙なフロントフェイスなどで販売が低迷。日本導入も採算性が合わないことから見送られ、その後目立った販売成績を残せぬまま販売終了したものである。一方、北米では「ミッドサイズSUV」と呼ばれる中型サイズのSUVに対する需要が強く、各自動車メーカーが凌ぎを削る激戦ジャンルとなっている。そのため北米スバルからは3列シートを有するSUVに対する強い要望があり、それにこたえて開発された車両がアセントである。
外観はスバル・フォレスターを想起させるようなエクステリアであるものの、一回り以上大きいサイズであり、スバルの市販車で最も大きいサイズの乗用車である。
搭載されるエンジンは2.4Lの水平対向エンジンであるFA24が搭載され、ターボチャージャーにより過給される。また、全輪駆動でありトランスミッションもリニアトロニックが搭載されるほか、アイサイトやX-MODEも搭載されるなどスバルの基本的要素は変わっていない。
なお、アセントには19個のドリンクホルダーがあるとされており、世界でも有数のドリンクホルダーの多さであるという[1]。