スティーヴン・ソンドハイム
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スティーヴン・ソンドハイム(Stephen Joshua Sondheim、1930年3月22日 - 2021年11月26日)は、アメリカ合衆国の作曲家・作詞家。半世紀以上に亘りミュージカル界に貢献していることで知られる。
来歴[編集]
ニューヨーク出身。1950年代にミュージカル「ウエストサイド物語」を作詞。その後も「太平洋序曲」「スウィーニー・トッド」など数々のミュージカル音楽を作詞・作曲した。演劇界最高のトニー賞やアカデミー賞、グラミー賞などいくつもの栄誉に輝き、2015年には文民最高位の勲章である「大統領自由勲章」をバラク・オバマ大統領から受章している。
2021年11月26日、アメリカ東部コネティカット州ロクスベリーの自宅で死去。91歳没。
主な作品[編集]
『』内の邦題がない作品は日本未公演・未製作。
- 『ウエスト・サイド物語』 West Side Story (1957) 作詞
- 『ジプシー』 Gypsy (1959) 作詞
- 『ローマで起った奇妙な出来事』 A Funny Thing Happened on the Way to the Forum (1962) 作詞・作曲
- 『口笛は誰でも吹ける』 Anyone Can Whistle (1964) 作詞・作曲
- 『ワルツが聞こえる?』 Do I Hear a Waltz? (1965) 作詞
- 『カンパニー』 Company (1970) 作詞・作曲
- 『フォリーズ』 Follies (1971) 作詞・作曲
- 『リトル・ナイト・ミュージック』 A Little Night Music (1973) 作詞・作曲
- Frogs (1974 original version) 作詞・作曲
- 『太平洋序曲』 Pacific Overtures (1976) 作詞・作曲
- 『スウィーニー・トッド』 Sweeney Todd (1979) 作詞・作曲
- 『 メリリー・ウィー・ロール・アロング』Merrily We Roll Along (1981) 作詞・作曲
- 『ジョージの恋人』 Sunday in the Park with George (1984) 作詞・作曲
- 『イントゥ・ザ・ウッズ』 Into the Woods (1987) 作詞・作曲
- Assassins (1990) 作詞・作曲
- 『パッション』 Passion (1994) 作詞・作曲
- Saturday Night (1997) 作詞・作曲(それまで未公開だった1954年の作品)
- Bounce, Wise Guys and Gold! (2003) 作詞・作曲(改題:Road Show" 2008)
- The Frogs (2004 second version) 作詞・作曲(1974年版を大幅に書き換え新たに7曲を追加したもの)
主な受賞[編集]
- グラミー賞
- 1970年度 オリジナルキャストアルバム作曲賞 『カンパニー』
- 1973年度 オリジナルキャストアルバム作曲賞 『リトル・ナイト・ミュージック』
- 1976年度 Song of the Year賞 Send in the Clowns(『リトル・ナイト・ミュージック』)
- 1979年度 キャストショーアルバム賞 『スウィーニー・トッド』
- 1984年度 キャストショーアルバム賞 『ジョージの恋人』
- 1988年度 ミュージカルキャストショーアルバム賞 『イントゥ・ザ・ウッズ』
- 1994年度 ミュージカルキャストショーアルバム賞 『パッション』
- 2010年度 ミュージカルキャストショーアルバム賞 『ウエストサイド物語』(リバイバル)
- ピューリッツァー賞
- 1985年度ミュージカル部門 『ジョージの恋人』
- アカデミー賞
- 1990年度 主題歌賞 Sooner or Later(『ディック・トレイシー』)
- トニー賞
- 1963年度 ミュージカル作品賞『ローマで起った奇妙な出来事』
- 1971年度 作曲賞・作詞賞 『カンパニー』
- 1972年度 作曲賞 『フォリーズ』
- 1973年度 作曲賞 『リトル・ナイト・ミュージック』
- 1979年度 作曲賞 『スウィーニー・トッド』
- 1988年度 作曲賞 『イントゥ・ザ・ウッズ』
- 1994年度 作曲賞 『パッション』
- 2008年度 特別賞 生涯にわたる舞台演劇への貢献に対して
- 高松宮殿下記念世界文化賞
- 2000年度 演劇・映像部門