ジム・レーラー
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ジム・レーラー(Jim Lehrer、1934年5月19日 - 2020年1月23日)は、アメリカのジャ-ナリストである。
経歴[編集]
アメリカのカンザス州ウィチタで生まれる。はじめは海兵隊員、新聞記者などを務めた。
1973年、米国公共放送(PBS)に入局。1975年、ロバート・マクニールがアンカーを務める報道番組「ロバート・マクニール・レポート」に共同アンカーとして入り、番組名を「マクニール/レーラー・レポート」に改称。1983年、「マクニール/レーラー・ニューズアワー」となり、1996年、マクニールの引退によって「ニューズアワー・ウィズ・ジム・レーラー」となる。
2011年にメインアンカーを引退するまで36年間務めて活躍した。大統領選の候補者討論会の司会も12回にわたり担当するなど、米国を代表するジャーナリストとして知られる。一方、作家としても活動し多数の作品を発表。2000年に旧日本軍捕虜を描いた小説「スペシャル・プリズナー(特別捕虜)」がアメリカでベストセラーになった。穏健で中道の報道姿勢で知られ、「ニュースは商品ではなく、民主社会に必要な情報」という持論を展開していた。