極端(きょくたん)とは、程度が常識的でないことを表現する言葉である。極端なことをすると、最初だけ良い結果になる場合もあるが、後で重大な問題が生じる可能性が高いのである。
- 零戦は極端なほど軽量に造られた戦闘機であり、その結果、世界最強の戦闘機になることができた。だが極端に軽量化した結果、防弾性が悪く、少々被弾しただけで火を吹いた。しかも、軽すぎて急降下のときスピードが出ないという弱点が生じてしまった。
- 少々の手抜き工事は利益をもたらすが、極端な手抜き工事は欠陥住宅を大量生産することになる。
- 大工の親方は極端に安い材木を仕入れてきた。良く見ると全部虫食いだった。
何事でも極端なことをすれば、後で大問題が起こる場合が多いのである。