スズキ・ジムニー
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ジムニー(Jimny)
ジムニーXG(2001(H13)年式) | |
ボディタイプ | 3ドア |
形式 | スズキ・ABA-JB23W |
駆動方式 | パートタイム4WD |
トランスミッション及び足踏みペダル | 5速MTまたは4速AT |
全長 | 3,395 mm |
全幅 | 1,475 mm |
全高 | 1,680 mm |
エンジン | K6A型 / 水冷4サイクルDOHC12バルブ 直列3気筒インタークーラーターボ |
総排気量 | 658 cc |
燃料供給装置 | EPI(電子制御燃料噴射装置) |
最高出力 | 47kw / 6,500回転(64馬力) |
燃料タンク容量 | 40リットル |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
出典 | ジムニーXGスペック表(スズキ自販) |
備考 | 上記スペックは 2014年8月発売の JB23-10型XGグレード。 |
ジムニー(Jimny)は、スズキが開発、販売している日本唯一の軽自動車タイプの本格的なオフロードSUVである。軽SUV。軽自動車規格のボディサイズのクロカンSUV。スモールクロカン。軽自動車でありながら、タイヤ外径が大きい車で、凸凹道のオフロードの走破力は比較的高い。──でも一応普通車クラスのシエラの設定もある。海外販売もされている。
軽自動車のSUVのタイヤ外径は、686mmで、3ナンバーのSUVのタイヤ外径より小さく、軽自動車では、タイヤ外径の大きさが限られている。
7000m級の高山を走破した自動車での高高度走破ギネスブック記録を取ったことがある。ちなみにふつーの車だと地上1気圧で走る前提があるので、この高度(平均マイナス17度、0.4気圧)まで登るとエンジンが止まる、パワーが激減して走行不能になる。
ジムニーのバック音及びライト付けっぱなしの警告音の音高の周波数は、約1957Hz(音名:B5より16セント低い)。
ジムニー特有の特徴[編集]
利点[編集]
- 2018年1月現在、日本の軽自動車クラスで唯一の4WD+FR駆動を持つ。
- 完全凍結路面で10トンダンプを牽引し引きずり回せるほどの強力無比な馬力(水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ64馬力、軽自動車最強クラス)と走破性。
- 意外と軽量な車重。
- 道幅の狭い曲がりくねった林道にもピッタリ。
- 古い車種になればなるほど中古車市場でマニア向け需要がトップクラスで、30年前の旧型、10万キロ以上の車両が高額で売られてる(他車種ならそのまま廃車決定)
- 電装関係が全てダッシュボード以上にまとめられているため、オーナーが水密処理するとペダル類が完全水没する水深でも平然と渡河出来る。
- シャーシが堅牢で、タイヤ外径は686mmとあり、軽自動車の中ではタイヤ外径が最も大きい方で、悪路走破性が抜群に高い上に、ボディは軽く、小回りが利くので、悪路を走る機会のあるユーザーに適する。
- 部品耐久性が(軽自動車にしては)キチガイ沙汰。
- 横転しても起こしたら普通にエンジン掛かるし。販売元は儲かってるのか心配になるレベル。
- 四隅の位置がわかりやすいデザインであり、運転がしやすい。
難点[編集]
- 車種制作の主眼が走破性第一で他の優先度は(搭乗者快適性も含めて)低いので、(新型で多少マシになったとは言っても)とにかく乗り心地が悪い。
- 旧型なんか温風が足元にしか来ない仕様だった。
- ボディサイズが、軽自動車で3ドアでありながら、後席や荷物室が狭い。3名以上の乗車の想定なら、後席の居住性や乗降性を入念にチェックする必要がある。
- 車高がかなり高いため非力な搭乗者だと重量物を持ち上げられない。
- 後方に大きく張り出したリアタイヤがとにかく邪魔。
- あとカバー付けないとすぐに錆びる。
- 狭い全幅に高い車高ということで、急ハンドルで横転しやすい。
- 現行車種は(タイヤ性能も上がったし)マシになったが、旧型は時速60キロ超で全開急ハンドル切ったら横転した。
- 4WDのRV車としては全備重量でも1トンを切る軽量なため、普通車RVと比較するとグリップが弱く横風にとても弱い。
- 強力無比な横風で有名な東京湾アクアラインとかマジでヤバかった。
- 本気の本格的RVで走破性を意識してサスペンションがラダーフレーム積載なため車高が本気で高い=荷室容量が意外と少ない。
- ハスラーと比較すると全然物が載らない。
- パートタイム4WDだがディファレンシャルギア(デフ)が標準装備ではないので、「ド素人が4WDモードにするとハンドル切りすぎでその場から動けなくなる」という微笑ましい光景がたまに見られる。パートタイム4WDは、センターデフを持たないため、4WD使用時は、タイヤの回転数のトルク配分は前輪50%:後輪50%限定固定で、センターデフロックのみと同じ扱いの状態になる(?)。
- ジムニーの排気量では、SUVらしさに力不足を感じる。
歴史[編集]
初代[編集]
- 1970年 - 初代ジムニー発売。空冷2スト360cc4速MT、車重600kg、幌タイプ。鈴菌の憧れ。
- 1972年 - 空冷から水冷に仕様変更。
- 1976年 - 軽自動車の規格改正でエンジン出力が2スト550ccに変更。
- 1977年 - エンジンが4ストに変更。
2代目[編集]
- 1981年 - 2代目ジムニー発売。ボディタイプに従来の開放型(幌)以外に全密閉型が追加された。色といい車格といい、ハンヴィーを意識したのかなとか思われる。
- 1986年 - 燃料噴射機構に電子制御を搭載した(EPI、電子制御燃料噴射装置)。またトランスミッションが5速MTになり、ターボ車仕様となった。──ただし伝説のドッカンターボで操作めっさむずかった。
- 1990年 - 軽自動車の規格改正でエンジン出力が4スト660ccに変更。エンジンはインタークーラーターボに統一された。サイドミラータイプになった。
- 1995年
- フェンダーミラーが廃止されドアミラーになった。
- 根っこから1本起ちタイプで、軽自動車高速道制限速度の時速80キロ以上で走行すると『ドアミラーが風圧に負けて左右同時にお辞儀する』という素敵仕様車。
- この年に初代以来伝統の幌タイプが廃止された。
- フェンダーミラーが廃止されドアミラーになった。
3代目[編集]
- 1998年
- 軽自動車の規格改正により、排気量変わらず車格が大幅に広がり大きくなった。
- 「車重が増えたのにパワー据え置きで燃費が悪化した」とよく言われるが、2代目最終型と比較すると10kgしか増えてない。
- ジムニー初のパワーウィンドウ搭載。エアコンの温風も上部に来るようになった。もうガチ防寒装備で乗車しなくてもいいことをちょっとだけ寂しく思った鈴菌保菌者もいたとか。
- 軽自動車の規格改正により、排気量変わらず車格が大幅に広がり大きくなった。
- 2000年 - ジムニー初の2WD設定車発売。「たくさん物が詰める女性でも乗りやすい買い物仕様!」を謳ってたんだけど、値段設定高めで車高あるRVでそれは無理筋すぎただろう。でも同時期に似たような狙いで三菱パジェロミニとかもあった。パジェロミニは2012年に販売終了。理由は、パジェロミニがライバル車のジムニーに統合されたからである。
- 2012年 - 外見上の特徴だったボンネットのインタークーラー吸気口の形が変更され、幅広となり高さが低くなった。
- 2014年 - タコメーターのレッドゾーン領域が7000~9000回転に変更された。よく覚えてないけど1998年以来の変更じゃないかな。
4代目[編集]
- 販売期間=2018年7月~
- 型式、車台番号=3BA-JB64W
- グレード=XC
- 全長=3395mm
- 全幅=1475mm
- 全高=1725mm
- ホイールベース=2250mm
- 室内長=1795mm
- 室内幅=1300mm
- 室内高=1200mm
- トランスミッション及び足踏みペダル、シフト=4AT
- シャーシ=
- 駆動方式=パートタイム4WD
- 車種=軽自動車/クロカンSUV
- ボディタイプ=ハッチバック型軽自動車、SUV型軽自動車
- タイヤサイズ=「175/80R16、タイヤ外径=686mm」
- ドア数=3ドア
- シート列数=2列シート
- 乗車定員=4人乗り
- 最低地上高=mm
- 最小回転半径=4.8m
- バックドアの開閉=
- バックドア開けると、全長が「+mm」加わる
- スペアタイヤ=あり
- 車両重量=1040kg
- エンジン=直3
- 排気量(総排気量)=658cc
- 燃料(使用燃料)=レギュラーガソリン
- チェンジレバー=P,R,N,D,2,L
- 4WDトランスファーシフトレバーの場所?=
- 4WDトランスファーシフトレバー=2H、4H、(PRESS)、4L
- エンジンブレーキの機能=チェンジレバーの「2,L」
- バック音及びライト消し忘れ警告音の音高の周波数=約Hz
- ハンドル直径=cm
- ハンドルの太さ(厚さ)=cm
- ハンドル位置=右
- フューエルリッドの位置=右
- フューエルリッドのふたの長さ=縦:13.9cm、横:19.5cm
- スピードリミッター=140km/h
- タコメーターのカウント=9まで
- メーターの数字の文字の角度=水平向き、横向き、横書き
- トリップメーターの走行距離表示の桁数=?桁
- 航続距離(1回満タン走行距離)=約km
- ブレーキの機能=ABS標準装備
- ボンネットの長さ=75cm(+18.2cm)・全体93cm
- 地面からボンネットまでの最高の高さ=111cm
- 室内の床からダッシュボードまでの最高の高さ(床マット無し、運転席の正面のみの最高の高さ)=cm
- 室内の床から運転席の椅子の底部までの最高の高さ(床マット無し)=cm
- アクセルペダル=縦:cm、横:cm
- ブレーキペダル=縦:cm、横:cm
- フロントガラスの色=全体が無彩色・無色透明
- フロントガラスの広さ=幅(横):上部cm、縦(ガラスに沿った場合):41.6cm
- リアガラスの最長=縦:31cm、横:91.2cm
- フロントフェンダーの最長=縦76.4cm、横72.5cm
- リアフェンダーの最長=縦76.8cm、横81.6cm
- 内蔵ルームミラーの最長の広さ=縦:cm、横:cm
- ルームミラーの設置場所=天井から吊り下げ
- アプローチアングル=°
- ランプブレークオーバーアングル=°
- デパーチャーアングル=°
- 燃料残量警告灯(フューエルリッドマーク)の色=?、色相の角度:°、「RGB値=R:,G:,B:」「波長=nm」
- オーディオCDドライブ対応メディア=CD-R、
- オーディオCDドライブ対応ファイル形式=MP3
- ドアミラーの鏡像の最長の広さ=縦:cm、横:cm
モデル別仕様データ[編集]
関連項目[編集]
参考文献[編集]
動画[編集]
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