シイラ

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シイラ
分類
アジ目
シイラ科
シイラ属
シイラ
名称
学名Coryphaena hippurus
Linnaeus, 1758
和名シイラ (鱪)
英名mahi-mahi
common dolphinfish
dorado
dolphin
保全状況
IUCNレッドリスト低危険種 (IUCN 3.1)

シイラとは、アジ目シイラ科に属する海洋魚の一種である。ヘミングウェイの「老人と海」以来、「水っぽいし甘ったるいし身がゆるいし鮮度落ちが早い」という印象があるが、ハワイ諸島では「マヒマヒ」と呼ばれて名物でもある。レモンなどを使って酢絞めをしたり(サラダっぽくしてもウマい)、塩をして昆布締めしたりするとけっこうイケる。小麦粉を使ったバター焼きにすると絶品である。

概要[編集]

「ブルー・ドルフィン」としても知られ、釣り味は良いと云われつつも、食味については欧米人には評価が低いらしい。

残念ながら、日本でも市場評価が低いために、ほとんど漁港周辺でしか流通しておらず、市場にはほとんど出回らない。1m 越えはハワイの水族館で見たことしかなく、日本国内では60cm ~90 cm ほどである。サワラとともに、もっと評価されてよい魚種ではある。

船釣りなどでよく(水面上から)視認できるが、ソウダガツオなどとともに「外道」とされることが多く、あまり重用されないのがとても残念ではある。

美味しいのに!!

形状[編集]

体側は金色の光沢を帯びた銀色で、背鰭の下には1列の暗い色の斑点、もしくは金色の斑点があり、側線とその下にも1-2列、またはそれ以上の暗色の斑点が不規則に散在している。

背鰭と臀鰭は黒く、臀鰭には白い縁がある。

尾鰭は銀色で金属の様な光沢がある。

脚注[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

外部サイト[編集]

その他[編集]