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ザグレブ中央駅
ザグレブ中央駅とはクロアチアにある鉄道駅である。
概要[編集]
クロアチアの首都ザグレブにある駅でクロアチア最大の駅である。ザグレブの中心部に位置している。
歴史[編集]
中央駅舎の建設は1980年に始まり、1892年8月18日に正式に開業した。この建物の設計などはハンガリーの建築家プファッフ・フェレンツによって行われた。中央駅舎は登録文化財に指定されている。また2006年に大規模な工事が行われ、彫刻や装飾が施された。全長186,5mありザグレブ中央駅はクロアチアの保護文化財に指定された。
1974年には当駅で重大な鉄道事故が発生している。この事故はクロアチア最大の鉄道事故の1つである。
ヨハネ・パウロ二世の訪問時は1994年に駅に礼拝堂が設けられた。
乗り入れる路線[編集]
駅構造[編集]
4面9線の構造を持ち、駅舎側のホームは切り欠きホームと頭端式ホームがあり、東側に切り欠きホームが1線、西側に切り欠きホームが1線と頭端式ホームがあるのが2線ある。 また駅舎がない側には側線がり、車両基地と操車場がある。
交通[編集]
ザグレブ中央駅は多くの国際路線で結ばれている。インターシティやユーロシティ、ユーロナイトでミュンヘン、ウィーン、ブダペスト、ベオグラード、チューリッヒへ行くことができる。
国内路線[編集]
クロアチア鉄道が運行するインターシティで国内主要都市のスプリト、リエカ、オシエク、ヴィンコヴィツィ、スラヴォンスキ・ブロドまで接続されている。
国際路線[編集]
- EC158/159 CROATIA:ザグレブ中央駅-ウィーン中央駅
- 200/201 AGRAM:ザグレブ中央駅-ブダペスト南駅
- 204/205 GRADEC:ザグレブ中央駅-ブダペスト南駅
- 210/211 SAVA:フィラッハ中央駅-ザグレブ中央駅-ヴィンコヴツィ駅
- EC212/213 MIMARA:ザグレブ中央駅-フィラッハ中央駅-(フランクフルト (マイン)中央駅)
- 412/413 NIKOLA TASLA:ザグレブ中央駅-ベオグラード中央駅
- IC 310/311:ザグレブ中央駅-フィラッハ中央駅
- 414/415:ザグレブ中央駅-シュヴァルツァッハ-St.ファイト駅-(チューリッヒ中央駅)
- EN498/499 LISINSKI:ザグレブ中央駅-ミュンヘン中央駅
路面電車[編集]
当駅の正面にザグレブの路面電車(ザグレブ電気軌道(ZET))の停留所があり2、4、6、9、13系統が乗り入れる。 2系統または6系統に乗って3駅進むとザグレブバスターミナルにアクセスでき国内主要都市や近隣諸国へ向かうバスが発着する。