コプト正教会
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コプト正教会(こぷとせいきょうかい)は、主にエジプトで信仰されているキリスト教の正教会の宗派の一つ。かつてはエチオピアの一派も傘下に入っていたが、エチオピア正教会として分離独立した。
概要[編集]
エジプトはアフリカ大陸にあるため殖民地時代に伝わったものかと思うかもしれないが、古代から信仰されている宗派である。
エジプトにおいてキリスト教はイスラム教誕生の遥か前から信仰されており、ローマ帝国の支配下でもそれは顕著であった。しかしローマ帝国を継いだ東ローマ帝国の衰退によりローマの手を離れるとイスラム勢力が浸透し、キリスト教は迫害され信者が大きく減少した。しかし日本の隠れキリシタンのように、隠れてキリスト教を信仰するものもいた。
現在のエジプトは宗教令により改宗や信仰の自由が保証されているが、迫害が続いているのが現状である。
エチオピア正教会とは密接な関係を持ち、分離独立した現在でも交流が続いている。