クリスマスキャロルの頃には
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『クリスマスキャロルの頃には』とは、稲垣潤一が1992年10月28日にリリースしたシングル、または楽曲のタイトルである。作詞は秋元康、作曲は三井誠。
概要[編集]
倦怠期のアベックが二人の関係を見つめなおすために別れ、街にクリスマスキャロルが流れるころ、クリスマスの季節までに答えを見つけることができるだろうか、という内容の曲である。どこか寂しさを感じる歌詞に稲垣潤一の透明感のある甘い歌声が非常にマッチしており、聴き終わった後に程よい余韻が残る曲である。
いわゆるクリスマスソングとして扱われることも多く、クリスマスシーズンになると原曲、インスト版にかかわらず耳にすることの多い楽曲である。つまり、クリスマスキャロルが流れるころに「クリスマスキャロルの頃には」が流れるということである。
なお、歌詞からもわかる通り、「クリスマスを歌った歌」ではない。クリスマスに出会ったわけでもなく、クリスマスに別れるわけでもなく、「クリスマスには二人の関係が決まるだろう」という内容の曲である。そのためクリスマスソングとは違うとする意見もあるが、シングルのジャケットがクリスマスカラーの赤と緑で構成されていることからクリスマスソングとしての要素がないわけでもない。
稲垣潤一が仙台市宮城野区出身のため、仙台のメインテーマにしようという声も聞かれるが、仙台には『青葉城恋歌』というラスボスがいるためなかなか実現が難しいとのこと。
タイトル[編集]
歌いだしは「クリスマスキャロルが流れる頃には~」であり、歌詞のどこにも「クリスマスキャロルの頃には」というフレーズは登場しない。そのため、タイトルがうろ覚えになりがちな楽曲である。
「タイトルが紛らわしい冬の名曲」として、他に下記が挙げられる。
- 『恋人がサンタクロース』
- 『バレンタイン・キッス』(バレンタインデイ・キッス ではない)