ギベリオブナ

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ギベリオブナ
分類
ドメイン真核生物
動物界
脊椎動物門
条鰭綱
コイ目
フナ属
ギベリオブナ
名称
学名Carassius gibelio
(Bloch, 1782)
和名ギベリオブナ
アムールブナ
英名Prussian carp
Silver Prussian carp
Gibel carp
保全状況

ギベリオブナとは、フナの一種である。

分布[編集]

[[アジアや東ヨーロッパに生息する。

チェコスウェーデントルコなどのヨーロッパの一部に移入されている。

分類[編集]

2009年のsekaiらによる遺伝子的な研究では、遺伝子的には異なるが形状的にはギベリオブナと区別することが出来ない集団(C. sp. M)がいると報告した。

2012年にKalousらは、遺伝子解析をした所、ヨーロッパ-中国グループとモンゴルグループの2系統に別れていたという結果になった。同時にホロタイプ標本が失われていたため、ギベリオブナのネオタイプ標本が指定された。この標本はヨーロッパ-中国グループである[1]

金魚の原種とする説もあったが、現在では中国産フナの一種(Carassius auratus)が原種とされる。

出典[編集]

  1. Lukáš, Kalous; Jörg, Bohlen; Katerina, Rylková; Miloslav, Petrtýl. “Hidden diversity within the Prussian carp and designation of a neotype for Carassius gibelio (Teleostei: Cyprinidae)”. Ichthyol. Explor. Freshwaters 23 (1): 11-18.