オウム元幹部への死刑執行

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本項では、オウム真理教事件で逮捕された教団元代表、松本智津夫(麻原彰晃)ら元教団幹部の死刑囚への死刑執行について記述する。

概要[編集]

坂本堤弁護士一家殺害事件松本サリン事件地下鉄サリン事件公証人役場事務長逮捕監禁致死事件VX襲撃事件などで29人が死亡、負傷者は6000人を超えたオウム真理教による一連の事件の死刑執行。

宗教家であるため死刑後に神格化される可能性、現信者への影響など懸念事項が多数あるため一連の執行の流れは慎重に行われていた。

2018年1月25日、最後のオウム事件裁判である高橋克也の裁判が終わり一連のオウム真理教事件刑事裁判が終結。

3月14日・15日、死刑が確定した13人のうち7人が東京拘置所から他の拘置所に移送された。

移送先 確定死刑囚
仙台拘置支所 林泰男(小池に改姓)
名古屋拘置所 岡崎一明(宮前に改姓)、横山真人
大阪拘置所 新実智光井上嘉浩
広島拘置所 中川智正
福岡拘置所 早川紀代秀

7月6日9時頃、麻原以下、井上嘉浩、早川紀代秀、中川智正、遠藤誠一、土谷正実、新実智光の7人の死刑が執行された。法務大臣上川陽子

麻原は遺骨の引き取りに自身の四女(松本聡香・仮名)を指定。四女は遺骨を持つことに身の危険を感じるとしながらも受け入れを表明。四女は「遺骨を引き取れば、海に散骨する」と話している。

井上は執行の直前に「こんなことになるとは思っていなかった」。最後に「まずはよし」と話した。

遠藤の遺体は、オウム真理教の後継団体アレフ側に引き渡された。

7月26日、残り6人の刑が執行された。

ここ数年の死刑執行数は年間3~4人であったが、13人をそれもひと月で執行するのは極めて異例。またひと月で2度執行するのも異例である。

確定死刑囚[編集]

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死刑囚 役職 ステージ 死刑執行 WP
麻原彰晃 63歳没 代表 尊師 2018年07月06日 W
井上嘉浩 48歳没 諜報省長官 正悟師 2018年07月06日 W
遠藤誠一 58歳没 第一厚生省大臣 正悟師 2018年07月06日 W
岡崎一明(宮前) 57歳没 [1] 大師[2] 2018年07月26日[3] W
土谷正実 53歳没 第二厚生省大臣 正悟師 2018年07月06日 W
豊田亨 50歳没 科学技術省次官 正悟師 2018年07月26日[3] W
中川智正 55歳没 法皇内庁長官 正悟師 2018年07月06日 W
新実智光 54歳没 自治省大臣 正大師 2018年07月06日 W
端本悟 51歳没 自治省 師長 2018年07月26日[3] W
早川紀代秀 68歳没 建設省大臣 正悟師 2018年07月06日 W
林泰男(小池) 60歳没 科学技術省次官 正悟師 2018年07月26日[3] W
広瀬健一 54歳没 科学技術省次官 正悟師 2018年07月26日[3] W
横山真人 55歳没 科学技術省次官 正悟師 2018年07月26日[3] W

地下鉄サリン事件[編集]

地下鉄サリン事件関与の死刑囚
役割 氏名 事件時 死刑執行
首謀者 麻原彰晃 39歳 2018年07月06日
運転手 新実智光 30歳 2018年07月06日
調整役 井上嘉浩 24歳 2018年07月06日
サリン製造者 遠藤誠一 34歳 2018年07月06日
土谷正実 30歳 2018年07月06日
中川智正 32歳 2018年07月06日
実行犯 広瀬健一 30歳 2018年07月26日
横山真人 31歳 2018年07月26日
豊田亨 27歳 2018年07月26日
林泰男 37歳 2018年07月26日
主な関与事件
地下鉄サリン 松本サリン 坂本弁護士 公証役場 VX襲撃
麻原彰晃
井上嘉浩
早川紀代秀
中川智正
遠藤誠一
土谷正実
新実智光

疑問点[編集]

  • なぜこの執行順序なのか
    • 同じ事件の共犯者の死刑は同時執行されるという暗黙の原則は適用されなかった
  • なぜこの時期なのか
  • 麻原は本当に心神喪失状態だったのか
  • 麻原とともに6人を同時執行してよかったのか
    • 麻原が亡くなったあとに話せることもあったのではないか
  • 初めての再審請求をしたばかりの死刑囚(井上嘉浩)も執行してよかったのか

脚注[編集]

  1. 省庁制を採用する前に脱走
  2. 新しい階級になる前に脱走
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 オウム真理教の死刑囚6人に刑執行.NHKニュース.2018年7月26日閲覧。