アーキビスト
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アーキビスト(英語:Archivist)とは、歴史的な資料の収集や管理を行なう専門職のことである。欧米では大学院など高等教育機関に専門課程を設置して公的な資格制度もあり、韓国は法律で公文書館に専門職員の採用を義務付けている。文書以外の画像や動画も含め、将来的に歴史的な価値が生まれるかどうかを選別する能力が問われることになる。
日本では昭和62年(1987年)に成立し、昭和63年(1988年)に施行された公文書館法に「重要な公文書の調査研究を行なう専門職を置く」と規定したが、これまで専門職の明確な規準は定められず、公的資格制度も整備されてこなかった。日本アーカイブズ学会が民間資格として認定しているが、平成29年(2017年)4月の時点で登録者はおよそ80人程度である。
平成30年(2018年)に国立公文書館は「事実を隠蔽するような圧力に屈せず、使命を真摯に追求する」とした職務基準書を策定している。
外部リンク[編集]
- U. S. Department of Labor:Occupational Outlook Handbook (英文)
- The Society of American Archivists (英文)
- Directory of Regional, State and Local Archival Organizations in the United States (英文)
- AIM25 University College London:Jenkinson Papers (英文)
- The Association of Canadian Archivists (英文)
- AIM25 University College London:Jenkinson Papers (英文)
- 日本アーカイブズ学会
- 学習院大学人文社会研究科アーカイブズ学専攻
- 内閣府 諸外国における公文書等の管理・保存・利用にかかる実態調査報告書
- 国立公文書館 どんな仕事をしているの?
- 日本のアーキビスト
- 内閣府 歴史史料として重要な公文書等の適切な保存・利用等のための専門人材養成 (pdf)
- 『アーカイブズ』12号 P.42 アーキビストの教育と専門職 (pdf)
- 国立大学図書館協議会 資料の保存に関する調査研究
- 文部科学省 カビ対策専門家会合(第2回)議事概要
- 東京文化財研究所 保存科学部 臭化メチル製剤による燻蒸後の臭素の残留について