アル=ムクタフィー・リ=アムルッラー(1096年4月9日 - 1160年3月12日)は、アッバース朝の第31代カリフ(在位: 1136年 - 1160年)[1]。
第30代カリフ・ラーシドの叔父[1]。第28代カリフ・ムスタズヒルの子で、第29代カリフ・ムスタルシドの弟である。1136年に甥のラーシドが廃されたため跡を継ぐ。セルジューク朝にバグダードを包囲されたが耐え抜き、一時的にカリフの権威を高めた[1]。
1160年に死去。享年65。跡を子のムスタンジドが継いだ[1]。