アルプス山脈
ナビゲーションに移動
検索に移動
アルプス山脈(アルプスさんみゃく)ヨーロッパ中央部にある山脈。
概要[編集]
スイスを中心に、イタリア、フランス、リヒテンシュタイン、ドイツ、オーストリア、スロベニアにまたがる山脈。西ヨーロッパを代表する山脈で、山脈の北はライン川やドナウ川の流域で、南はポー川などの流域となっている。
- 主な山の一覧(東から西の順)
- グロスグロックナー - オーストリア西部。標高3,798mで、オーストリアの最高峰。
- ヴィルトシュピッツェ - オーストリア、チロル州。
- ベルニナ山 - スイスとイタリアの国境。箱根登山鉄道の車両愛称で有名。
- フィンシュターアールホルン - アルプス山脈の中心部。ベルンやチューリヒからも近い。
- モンブラン - フランス、イタリア国境で、アルプスの中では西の方となる。標高4,810mの西ヨーロッパ最高峰。
これら5つの山を分ける様に、ブレンナー峠、レッシェン峠、マローヤ峠、シンプロン峠と有名な峠道が東から順に並んでいる。
文化・政治[編集]
ヨーロッパの北と南を分ける山脈で、アルプスの山々を境にフランス語圏、ドイツ語圏、イタリア語圏が分かれている。一方で、峠を越える道は交易路として栄えた。その様な中で、峠道での貿易を元に富を蓄え、さらに山岳で鍛えた強大な軍事力を持つ国が現れた。この国は山岳地域を中心に領土を広げたため、ドイツ語圏発祥ながらフランス語圏、イタリア語圏に国土がまたがっている。それがスイス連邦である。
備考[編集]
アルプス山脈に踏み入れた初の日本人は、栗本鋤雲である。