アミーン

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アミーン787年4月 - 813年9月25日)は、アッバース朝の第6代カリフ(在位809年 - 813年)[1]

生涯[編集]

第5代カリフ・ハールーン・アッ=ラシードの子[1]。母は正妃のズバイダ。このズパイダは第2代カリフ・アブー・ジャアファル・アブドゥッラー・イブン・ムハンマド・アル=マンスールの孫である[1]。809年に父が死去したため跡を継ぐ。異母兄にマームーンがいたが、母親の身分の差によりアミーンが後継者になったという[1]。ただし後継者になる際にアミーンとマームーンとの間に次の後継者をマームーンにする協定が結ばれたとされるが、即位後にアミーンはこれを放棄して自分の息子のムーサーを後継者に指名したため、アミーンとマームーンとの間で内乱が起こり、813年にアミーンはマームーンによって殺害され、カリフ位はマームーンが継いだ[1]

脚注[編集]

  1. a b c d e 小和田『世界帝王事典』P86

参考文献[編集]