アベノセイダーズ
安倍、お前は人間じゃない!叩き斬ってやる!
- 山口二郎
アベノセイダーズは、内閣総理大臣(第90・96・97代)の安倍晋三氏に対して批判的な言説を行う人々全般に向けて貼られるレッテル日本内外で発生する様々な事象の責任を内閣総理大臣・安倍晋三に帰結させる人々を指す。
概要[編集]
もともと鳩山由紀夫が首相在任中に度々用いた「ジミンガー」というクッソ情けない責任転嫁のための言葉があった。民主党政権が倒れ、野党に転落した後もなにかと「ジミンガー」は多用され、ネット上では「ジミンガーは戦隊ヒーロー」であるとする出所不明のコピペが出回る有様であった。
現政権に巣食う、謎の戦隊。(笑)
「ケンサツガー」と「チケンガー」と「ホウドウガー」
「ボクワルクナイオー」になる。
が合体すると「コクサクソウサダオー」になる。
「ママンガー」と「ヒショガー」と「ショウケンガー」
が合体すると「シラナイオー」になる。
「ジミンガー」と「カンリョウガー」と「ムダガー」
が合体すると「アナタニイワレタクナイオー」になる。
「ジョウセイガー」と「ミンイガー」と「ザイセイガー」
が合体すると「シカタナイオー」になる。
で、全部がスーパー合体すると
この流れは、2013年の特定秘密保護法(特定秘密の保護に関する法律)に関する国会審議の頃を境に総理大臣である安倍晋三個人に対する責任のなすりつけに変化し始め、平和安全法制(我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律)の審議中にはレッテル貼りは更に加熱し、あたかも日本の自衛隊が戦争を仕掛けるかのような「戦争法」という造語が国会内で飛び交ったり、「アベ政治を許さない」「I am not Abe」という法案への反対ではなく安倍個人を標的として批判・中傷するプラカードまで飛び出す泥仕合であった。
2015年11月13日のパリ同時多発テロ事件では、Twitter上で「戦争法はテロリストを日本に呼び込む!安倍は辞めろ!」という荒唐無稽なロジックを展開するユーザーが現れ、このツイートに対して初めて「#アベノセイダーズ」が使われる。ところが「アベノセイダーズ」と馬鹿にされた人々は、何を思ったのか正反対の意味でニコニコ大百科に「アベノセイダーズ」の記事を投下したのである。
TPP交渉参加、消費税増税、そして慰安婦日韓合意といった、安倍晋三支持者の期待を裏切る政策が次々に実行に移され、安倍晋三氏に見切りを付ける者が増え続けて行く中、それでも尚安倍晋三支持の姿勢を貫く者が自己の正当化の為に生み出した言論封殺的レッテルが、「アベノセイダーズ」である。 — 引用元:アベノセイダーズ(初版) - ニコニコ大百科
この記事は呆れたユーザー達によって一般的な用法のものに差し替えられたばかりか、記事作成の経緯共々初版のリンクを貼り付けられ晒されるという憂き目にあった。
近年では安倍の万能化が進んでいる傾向にあり、「安倍が世界はおろか地球規模で絶大な権力を誇っているように見える」「安倍を馬鹿にしたいはずの投稿がなぜか安倍を神格化している」という逆転現象が見られている。
主に「安倍のせい」が使われる事例[編集]
- 保守的な法案が成立する
- 野党が反対している法案が成立する
- 政治ネタから関心を奪うようなゴシップ・スキャンダル・自然災害が報じられ、マスコミの話題が持ちきりになる
- マンションが傾く
- 北朝鮮から謎の飛翔体が発射される
- 左派の活動家が亡くなる - 人の死を政治対立に持ち込むことは政治信条を問わず慎むべきである。しかし、残念ながらインターネット上では左翼・右翼問わず嬉々として対立煽りのネタにされており、民度の低下が叫ばれている。
常識的に考えれば安倍が裏で操ることなど不可能なものも含まれているが、誰も気にしなかった。