よみもの:カスタムドールのおすすめメーカー

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かつては「ローゼンメイデン」で数多くの人がドール沼に引きずり込まれ、現在は「ドールに沼ったおじさんの話」がまたドール沼に引きずり込んでいるなど、高価であるがその愛らしさと存在感で多くの人を惑わす「ドール」。もし購入したいけどどこのドールをお迎えしたらよいか?という疑問に超個人的な感性からおすすめメーカーとお勧めしないメーカーの特徴をまとめてみたものとなります。

おすすめ[編集]

初心者からある程度理解してる人までお勧めできるメーカーである。

アゾン
アゾン製のドールはスケール展開も多く、お財布にも比較的優しいためドール入門者にはおすすめのメーカーである。ドール自体もお手入れのしやすい素材が使われているため、ドール用品と合わせてそろえてしまうのも良い。一方でアゾンオリジナルドールはキャラ設定がすでに定まっているものも多く、ウェットな人にとっては合わないことも。「一人のドール」として背景とともに完成された状態であるため、オリジナリティを重視したい人はボークスやPARABOXなどで自分だけのオリジナルドールという選択肢が向いているかも。
もともとドール用アウトフィットメーカーであったため、衣装の品質は良い。とくにメーカー公式品で入手難易度に優れており、アゾンドールを持っているならサイズが合えば入手しておきたいほか、通販サイトであるアゾネットのポイント還元率もなかなか優れているためおすすめである。
アウトフィットの優秀さからアゾンドールオーナー以外でもお世話になることが多いメーカーである。
ボークス
球体関節人形であるスーパードルフィー(SD)やドルフィードリーム(DD)などを擁するドールメーカーである。日本におけるカスタマイズドールのスタンダードと言っても差し支えなく、世界的に見てもドールイベントとして大規模なものである「ドールズパーティ」も主宰している。
ドールオーナーとドールの関係を尊重しており、お迎え時[注 1]には「お迎えセレモニー」というものを開いてくれるほか、ボディの可動域などのメンテナンスやメイクの修正などを「里帰り」や「ビューティーサロン」、「エステ」などといった用語で「オーナー」のパートナーとしての「ドール」という世界観を演出している。
品質やその知名度から衣装や小物などの入手機会はかなり高い。一方でドール自体が高額であり、お迎えにはそれなりの資金力が必要である[注 2]。しかし、ボークスにはボークス社製のドールに限って撮影可能なスペースでが用意されていたりするため、お迎え後のドル活の選択肢が多くなり初心者にもお勧めである[注 3]
ボークスの最大の特徴であるフルチョイスシステムは自分だけのドールをオーダーメイドできるシステムであり、人気の要因の一つでもある。
PARABOX
自分だけのドールを作りたい。でも資金は押さえたいという人におすすめなメーカーである。PARABOXドールだけではなく、ドールヘッドや素体などを単体で発売しているため、メイクを自分でできる人などはここで素体を購入して自分だけのドールを気軽に作ることができるのである。なお、メイクができない人でもメイク済みのヘッドが購入できるため、気に入ったメイクが施されたヘッドとドールアイ、ウィッグ、素体を組み合わせてオリジナルドールを作ることも可能である。
110cmの完成済み1/1ドールも販売されており、破格の10万円以下でお迎えすることが可能である[注 4]

おすすめできない[編集]

ちょっとアダルトな感じが強かったり当たり外れが大きかったりするなど正直初めてのドールとしてはお勧めできないメーカー。しかし癖を理解したうえでお迎えするのならこれ以上ないパートナーになる可能性も。

東京ドール
シリコンを用いたシームレス素体に定評がある。一方であんなところあんなことになっているため、健全な諸君にはおすすめできない。しかしその造形はよく、継ぎ目のないボディは水着や露出の多い衣装でも美しいものである。受注生産方式であるためそれなりの価格になっている。
オリエント工業
いわずと知れた等身大ラブドールメーカーである。価格は非常に高いがその分サポートなどは手厚いといってもよく、万が一の場合に引き取ってくれるサービスもある。知名度と価格に裏付けられた品質は一級品であり、中には観賞用として買う人もいるとか。とはいえ、ドール趣味の第一歩としてはなかなかお勧めできるものではない。
オーダーできるから多分カスタムドールの範疇...?
Libidoll
業界でも採用例の少ないマグネット関節のドールである。この機構のおかげで衣装の脱着のスムースさはほかのドールの追従を許さないものである。しかし、本来別の業種のメーカーが参入したせいか造形の甘さや品質のばらつきが大きく、そもそもメーカーが行方不明である。出自が出自だけにあまり大っぴらにできないというオーナーもおり、愛がなければ所有し続けることは難しいといわれているとか。
なお、衣装はアゾンのAZO2サイズが、靴はDDのものが着用できる。
市場からはほとんど一掃されており、入手性が非常に悪いだけでなく、既存オーナーの予備素体すら賄えない事態となっている。
なんだかんだ言って執筆者の一番のお気に入りである。そのためこの悲惨な状態が悲しい。
AliExpressで買えるドール
厳密にはメーカーではないが、紹介しておく。
中国通販の大手であるAliExpressではドールショップも出店しており、なかなか手ごろな価格でいい感じに見えるドールが販売されている。しかし、一部では既存ドールの不正なリキャスト品[注 5]である可能性があったり、品質が不確かであるという懸念がある。一方、ショップとのやり取りがすべて英語であること、納期が1か月単位でかかること、転んでも泣かないことを条件にするのであれば試してみるのも手である。執筆者が頼んだドールはだいたい商品画像どおりのものが届いたが、ウィッグの品質が死んでいた。

結論[編集]

これ以外にもスマートドールDOLKなど、ドールを手掛けているところは数多く存在しており、最終的な判断は直感である。また、ふとウィッグを梳かしている時、衣装を着せ替えている時、ポーズをとらせている時、カメラを向けたとき、ふと目にしたとき、なぜかいつもそこにいるうちの子が突如としてきらめいて見えることがあるのだ。仮にこれを見てドールを迎えたり、すでにドールを迎えている人がいればどうかその子を大事にしてほしい。

脚注[編集]

  1. 購入時のこと
  2. ボークス製ドールに限らず、ドールはお迎えしてからが本番である。自分の服よりドールの服のほうが高いなんてことはザラである
  3. 前述のドールズパーティにおいてはボークス製以外のドールに拒否反応を起こすオーナーも多く、ボークス製なら問題が起こりにくいという消極的な理由もなくはない
  4. 参考程度であるが、ボークスのSDのフルチョイスをした場合、メイクによっては普通に10万を超える
  5. 既存ドールで型を取り、その型から再度作成した複製ドールのこと。いわゆる海賊品である