ねこもんすたー

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ねこもんすたー
ジャンル 4コマ漫画
漫画
作者 ぱんだにあ
出版社 竹書房
掲載誌 まんがライフWIN
レーベル バンブーコミックス
発表号 2021年4月号 -
巻数 既刊2巻(2023年5月31日現在)
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ねこもんすたー』は、ぱんだにあによる日本4コマ漫画作品。『まんがライフWIN』(竹書房が配信している4コマウェブコミック配信サイト)にて、2021年4月から連載中。

概要[編集]

と西洋のモンスターを掛け合わせたような、「ねこもんすたー」と呼ばれる不思議な生き物たちと、その飼い主や関わりのある人間たちの日常を描いた四コマ漫画である。

登場キャラクター[編集]

きゅうけつき / にゃん太(ただし通称。本名は別にあり、ずっと長い)[1]
ドラキュラを模したねこもんすたー。マントを羽織っており、貴族的で気品とカリスマ性がある。毛色はグレイ。昼間はずっと、棺桶形のベッドの中で寝ている。ただし血は吸わず、トマトジュースが大好物。
伝説の吸血鬼と同じく空を飛べるが、ニンニクと十字架・流水が苦手なのも同じ。鏡にも映らない。
すらいむ / みずまる[2]
スライムを模したねこもんすたー。薄緑色で半透明。身体は半液体状で自在に変形でき、どんな隙間にでも入り込める。体温は低く、夏には飼い主が涼をとるために使われることも。
どらごん [3]
ドラゴンを模したねこもんすたー。背中にコウモリ状の羽根(ただし飛べない)がはえており、耳の前に角がはえている。種類が多く、毛色によって性質が違うが、寝床に光る物をためこむのは同じ。驚くと小さな炎をはくことがある。
みいら [4]
一見すると猫のミイラに見えるねこもんすたー。全身に白い包帯を巻いたような外見で、顔は見えない。飼い主は、考古学ないし民族学の教授らしき、白髪の老女。
すふぃんくす [5]
スフィンクスを模したねこもんすたー。薄茶色で細身、耳が大きく、目のつり上がったきつい顔立ちをしている。伝説のスフィンクスと同じく、謎かけが大好きだが、答えられなくてもべつに何もしない。
どりあーど / まりも [6]
ドリアードを模したねこもんすたー。緑色の長毛で、身体から葉っぱをはやしており、喜ぶと全身から色々な花を咲かせる。日の光を浴びるのが好き。その体色ゆえ、丸まっていると苔玉と間違えられることも。
ゆにこーん [7]
ユニコーンを模したねこもんすたー。とある大学の構内に住み着いている。見た目は真っ白の大柄な猫で、尻尾だけが水色。伝説のユニコーンと同じく、女性の膝の上で寝るのが好き。
額からドリル状の角がはえており、その角に触ると御利益があると言われるが、触ろうとすると激怒するので、確かめた者はいない。
ぶらうにー [8]
ブラウニーを模したねこもんすたー。6~8匹ほどの、グレイっぽい小柄な猫の集団で、飼い主がいない間に部屋の中を片付けてくれるが、ごちゃごちゃに片付けてしまうので飼い主にとってはありがた迷惑。
がーごいる [9]
ガーゴイルを模したねこもんすたー。背中にコウモリ状の羽根があり、耳の前に小さな角がはえている。雨の時や暑い時を除き、門柱の上でじっと動かないので、作り物と間違えられることも。
ねっしー [10]
ネッシーを模したねこもんすたー。とある公園の池に住み着いており、冬に水面が凍った時を除き、池から出てくることは無い。他の生き物とも仲が良く、尻尾だけを水面に出して「首の長い恐竜のような」と言われることも。
せいれーん [11]
セイレーンを模したねこもんすたー。薄茶色の猫の集団で、背中に鳥のような羽根がはえている。伝説のセイレーンと同じく、その鳴き声は人を惑わす。
ゆきおとこ / ゆきお[12]
雪男イエティを模したねこもんすたー。ライオンかトラ並みの巨体だが、性格はおとなしい。夏場を除き純白の長毛に覆われて顔が見えないが、素顔は吊り目のキリッとした顔立ちである。
とある山中のペンションに飼われており、食いしん坊と言われている。猫でありながら鼻がきくので、遭難者の捜索に活躍することも。
じゃいあんと[13]
その名の通り、大型トラックか小さな家ほどもある、巨大なねこもんすたー。毛色はキジトラ。巨体であるが性質は温厚で、雷が苦手。幼い頃、とある山中の製材所に拾われ、以来そこで飼われている。
その怪力で、製材所の仕事を手伝うこともある。なお、拾われた時は普通の子猫サイズだった。
のーむ [14]
ノームを模したねこもんすたー。伝説のノームと同じく、赤い三角帽子をかぶっている。職人気質で、放っておいても多種多様な物を作り上げるが、役に立たないことも多い。
けっとしー / マーキス[15]
通称まーさん。知恵猫ケット・シーそのもののねこもんすたー。伝説のケット・シーと同じく、人語を話し2本足で歩く。ネクタイをしめ、カフェの店員としてもう十年ほど働いている。
カフェには彼が考案したメニューも多く、会話が巧みな彼目当ての客も多い。他の知恵猫が、客として来ることも。

関連作品[編集]

ねこようかい
同作者の漫画作品で、日本の妖怪を猫と組み合わせたもの。『まんがライフオリジナル』(竹書房)にて、2016年12月号から連載中。

脚注[編集]

  1. コミックス第1巻3~12ページ,第2巻19~24ページ
  2. コミックス第1巻13~20ページ,第2巻10~13ページ
  3. コミックス第1巻21~23ページ
  4. コミックス第1巻24~31ページ,第2巻50~55ページ
  5. コミックス第1巻32~34ページ,第2巻108~110ページ
  6. コミックス第1巻35~41ページ,第2巻3~9ページ
  7. コミックス第1巻50~53ページ
  8. コミックス第1巻54~59ページ
  9. コミックス第1巻60~65ページ,第2巻25~26ページ
  10. コミックス第1巻66~69ページ,第2巻86~92ページ
  11. コミックス第1巻70~74ページ
  12. コミックス第1巻75~78ページ,第2巻112~114ページ
  13. コミックス第1巻103~110ページ,第2巻98~107ページ
  14. コミックス第2巻14~18ページ
  15. コミックス第1巻115~124ページ,第2巻115~124ページ

外部リンク[編集]