たちかぜ自衛官いじめ自殺事件
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たちかぜ自衛官いじめ自殺事件とは、海上自衛隊の不祥事、及びそれに関連する事件を指す言葉である。
概要[編集]
たちかぜの自衛官が、2004年10月27日に京急立会川駅で飛び込み自殺した。遺書には二曹から虐待を受けたことを記した内容だった。原因は、二曹からの虐待と先輩のいじめであり、この事について上官達は見て見ぬふりをしていた。2005年に二曹は、他の自衛官に対しても、虐待をしていたため、有罪判決を受けて懲戒免職。遺族は、2006年4月5日に国と二曹に約1億円を求める訴訟を起こし、2011年1月26日の判決にて、国と二曹に440万円の支払いを命じた(死亡賠償は非認可)。2月4日に遺族の母親と弁護団は、東京高裁に控訴。遺族の主張を認めた上で、2014年4月23日に賠償許容額7700万円の判決が言い渡される。小野寺五典防衛相は、上告を断念し、遺族も上告しない方向で確定。