しらたまくん
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概要[編集]
『週刊ヤングジャンプ』2014年35号より連載されている。『ニコニコ静画』や『ジャンプスクエア』2015年9月号に出張読切版が掲載されている。
『へ〜せいポリスメン!!』に続く稲葉そーへーの連載作品。
ストーリー[編集]
白玉雄介は、しゃべる猫であり世界初の人権を得た。中々、周囲に馴染めずにいたが高校に入学して出会った鈴川葵をきっかけにクラスに徐々に馴染んでいく。
登場人物[編集]
詳しくは各キャラクターページも参照。
主要人物[編集]
- 白玉 雄介(しらたま ゆうすけ)
- 本作の主人公。打掛北高校(ぶつかけきたこうこう)1年5組出席番号8番。生後一か月の時に現在の両親の元で飼われる。猫の突然変異体であり、1歳のときに言葉を発した。3歳でIQ120となって両親と会話するようになる。5歳のときにペットから養子になる。世界初の人権を得た猫となった10年ぐらい前に世界的ニュースとなった。小学校に入学後は普通の生活をさせてあげたいと親がマスコミをシャットアウトしてきた。しかし、中々周囲と馴染めずにいた。気を使われるのが苦手で猫なのにそのことに触れられないでいるのが気持ち悪くて、中学三年間は友達ができなかった。それで高校デビューするために暖めてきた「趣味は寝ること」という一発ギャグを自己紹介で言うが、葵以外にはギャグとすら気づいてもらえずにすべった。翌日の開校記念日に間違って登校してきてしまい、同じように登校してきた葵と会話をする。そこで、葵と身の上話をするなどして打ち解けた。その後も葵が積極的に関わってきたことで、沙織や美穂などとも話すようになってクラスにも打ち解けていく。
- 時々、ギャグを言うがすべることが多い。ペンを握ることはできず、ノートパソコンを足でキーボードの上にのって打ちこんで授業を受けている。持ち運びが大変ということでノートパソコンは学校で保管してもらっており、家のパソコンを同期している。母親が凝った弁当を作ってくるため、昼食を他の人と一緒に取ることを躊躇していたが、葵たちと昼食をとるようになる。スカートの人が近くにいるときは中身が見えない様に距離を置いて歩いたりするようにしている。制服は上半身のみであり、肛門などは尻尾で隠すようにしているが、尻尾を無意識であげてしまうことがある。走るのは速いが、体力は普通の猫と変わらないので人より多く寝る。普通の猫とは違って、寿命は人間と同じくらい。
- 鈴川 葵(すずかわ あおい)
- 本作のもう一人の主人公。打掛北高校1年5組の女子生徒。暗記が苦手。運動が苦手で走るのは遅い。
- 子供のころにテレビを見ていなかったこともあって、白玉のことを高校に入学するまで知らなかった珍しい人。そのため、白玉のことについて驚くも興味を持つ。そして、開校記念日に間違って登校した時に同じように登校してきた白玉と初めて会話する。
- 壁を作らずに相手にどんどん接していけるが、デリカシーがないとも言われる。
- 結城 沙織(ゆうき さおり)
- 白玉のクラスメイト。
- 大原 美穂(おおはら みほ)
- 白玉のクラスメイト。趣味は読書。眼鏡をかけている。巨乳。白玉とは同じ中学で2年生の時は同じクラスだったが、あまり話したことはなかった。
- 入学後に河原で葵と沙織に話しかけられて友達となり、下の名前で呼び合うようになった。
生徒[編集]
- 来栖 誠(くるす まこと)
- 1年2組の男子生徒。白玉のファン。葵に白玉のことを紹介してくれないかと頼む。
- 高井(たかい)
- 白玉のクラスメイトの女子。「きのこねこ」というキャラが好き。
- 八木(やぎ)
- 白玉のクラスメイトの男子。
- 青木(あおき)
- 白玉のクラスメイトの男子。白玉と仲良くなる。
教師[編集]
- 大木 卓(おおき すぐる)
- 白玉たちの担任教師。
- 嶋田(しまだ)
- 生物担当の教師。眼鏡をかけた男性教師。
- 学生の頃に捨てられていた猫を拾って15年間飼っていたが、去年他界した。肉球の匂いが好きであり、毎日のように嗅いでいたが猫がいなくなって匂いをかげなくなってしまう。そのため、放課後に呼び出して白玉に肉球の匂いをかがせてほしいと頼むが、断られてしまう。
用語一覧[編集]
- 打掛北高校(ぶつかけきたこうこう)
- 白玉や葵たちの通う高校。入学式の翌日が開校記念日であり、毎年間違って登校する生徒がいる。
単行本[編集]
ヤングジャンプ・コミックス(集英社)より発行。
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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しらたまくん1 | 2015年2月24日(2015年2月19日発売) | ISBN 978-4-08-890104-6 |
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