鈴川葵
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鈴川 葵(すずかわ あおい)は、稲葉そーへーによる日本の漫画作品『しらたまくん』に登場する人物。
概要[編集]
『しらたまくん』の主人公の一人。打掛北高校1年5組の女子生徒。茶髪のショート。貧乳。暗記が苦手。走るのは遅く、100m走のタイムは変な走り方をして全力で走っても26秒45。
明るく手ポジティブな性格。相手に壁を作らずに突っ込んでいくことができるが、デリカシーがないとも言われる。小学生の頃はテレビをあまり見ていなかったということで、人の言葉を話すネコである白玉のことを高校に入学するまで知らなかった。
中学の時は家庭科部に所属していた。
動向[編集]
- 第1話
- 打掛北高校に入学早々に入学式に猫が参加していることで期待と不安が吹っ飛ぶ。猫がクラスメイトであり、前の席に制服を着た猫がいると可愛いと興奮。さらに猫の白玉雄介が自己紹介でしゃべったことに衝撃を受ける。白玉が「趣味は寝る事」と言った後に照れていることに気づき、それがネタでスベッたということに気づいた。白玉の耳がぺたんとしているのを見て、思わず自分の自己紹介で「趣味は耳かき」と答えてしまっている。白玉のことをみんながノーリアクションだということに疑問をもっていたところ、結城沙織によって白玉が有名で10年以上前に世界的ニュースになっていたことを知る。しばらく河原で二人で話していたところ、大原美穂に話しかけられて三人で友達となった。
- 入学式翌日に開校記念日だということを知らずに登校する。同じように間違って登校してきた白玉と会って一緒に話しながら帰る。そこで白玉のことを聞いて、普通の高校生活は無理だと諦めている白玉に、それは悪いことではなく「私は昨日白玉君と会って普通じゃない高校生活が始まるってワクワクしたよ!」と伝える。そして、昨日の「趣味は寝る事」と言ったのはギャグだったと問い詰めた。そして、お互いに話せてよかったと言い合った後に白玉の頭を撫でて白玉は赤面している。
- 第2話
- 白玉が授業を受けるときにペンを握れないためにノートパソコンを使ってキーボードを踊るように打ち込んでいるのを見て休み時間に話しかける。それでクラスのみんなはざわつくも、白玉は楽しそうに葵と話した。屋上で弁当を一人で食べている白玉のことが気になり、弁当が気になって一緒に食べようと誘う。そして、沙織と美穂も加わってみんなで食べることになり、白玉の弁当を見て凝った弁当で感心するのだった。
- 第3話
- 電車通学をしている白玉に話しかけるも、そっけない白玉に何かあるのかと気になって調べる。そして、猫の本能で目を合わせないというのを見て、白玉に薄目にして近づいてみる。だが目を合わせるのが苦手ではなく、スカートの中身が見えてしまうからスカートの人とは距離をおいていたということを聞く。しかし、それだと白玉の肛門とかは丸見えになってしまうけど平気なのかと指摘するのだった。
- 第4話
- 雨の日に登校していたら、全身を完全防備していた白玉と会う。一緒に歩いていたら。トラックが水たまりをはねて二人とも汚れてしまう。そこで、白玉の顔を洗いに公園に行って、白玉の顔を洗い流すときに「本当は水が苦手なんでしょ?」と聞く。本能的に怖がるのは動物のようで嫌だという白玉に「正直な方が人としてはいいと思うよ!」と答えるのだった。
- 第5話
- 体育の授業で100m走でとんでもない記録を出さないように気を使って手を抜いて走っている白玉を見る。そして、白玉に気を使われないようにするには白玉も気を使っては駄目だと言うのだった。葵自身は100m走のタイムは26秒45と遅かったが、白玉は次の走りでは全力を見せて7秒62の記録を出すのだった。
- 第6話
- 白玉がいつもよりも元気がないように見えて心配する葵。図書室で猫の寿命が短いことを知って、白玉が寿命で死ぬのではないかと心配する。白玉が授業中に倒れて取り乱すも、保健室で目覚めた白玉によって寝不足で倒れただけと分かるのだった。
- 第7話
- 話しかけ方が知りたい白玉はクラスの人たちに気軽に話しかけている葵に質問する。白玉は青木たちと仲良くなって、購買部でピロシキを買ってくることになったということで葵のぶんも買ってきてもらう。だが、これではパシリではないかと気づいてしまうのだった。
- 第8話
- 生物教師である嶋田が白玉の近くに行こうとしているのを見て不審に思う葵。すると、嶋田が猫を捕まえようとしているという噂を聞いて白玉が猫にされるのではないかと不安に思う。そんな中、白玉が嶋田に呼び出されるのだった。
- 第9話
- 嶋田に呼び出された白玉を陰からこっそりと沙織と美穂と一緒についていく葵。そこで盗み聞きをしていたところ、嶋田が白玉の肉球の匂いをかぎたがっていたと知るのだった。
- 第10話
- 下駄箱に手紙が入っていた葵。放課後体育館裏にきてほしいとあり、呼び出されてボコられるのではないかと心配する。みんなで行ったところ、そこには来栖誠という男子生徒がいた。来栖から「白玉のことを紹介してほしい」とお願いされる。しかし、来栖は白玉のことを見て思わず逃げだしてしまうのだった。
- 第11話
- 部活はどうしようかと悩む葵。白玉と同じ部活に入ると決めて放課後に一緒に見学したが、白玉が入れそうな部活は見つからなかった。そこで、新しい部活を作ろうと提案するのだった。