くまみこ

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くまみこ』(Girl meets Bear)は、吉元ますめによる日本漫画作品

概要[編集]

月刊コミックフラッパー2013年5月号から2024年1月号まで連載。『ComicWalker』でも掲載されている。田舎の神社で巫女として仕える中学生の少女が都会の高校に進学しようと頑張る姿を描いた人間ドラマ的なストーリーが展開されている。

2016年4月から6月まで、テレビアニメが放送された。(後述)。

登場人物[編集]

雨宿 まち(あまやどり まち)
声 - 花澤香菜(CM) / 日岡なつみ(アニメ)
本作の主人公。中学二年生の14歳。熊出神社の巫女。
都会に憧れており、都会に高校に通いたがっている。長きにわたる山育ちによって田舎コンプレックスを抱え、気が引けて町に買い物にも行けずに中学生になってから巫女装束か学校の制服で過ごしてきた。極度の機械音痴。
クマ井 ナツ(クマい ナツ)
声 - 山下誠一郎(CM) / 安元洋貴(アニメ)
言葉を話すヒグマ。オスだが、去勢されている。冬眠は毎年まちが泣いてしまうため、やらなくなった。
雨宿 良夫(あまやどり よしお)
声 - 興津和幸
まちの従兄弟。熊出村役場健康課いきいき係所属。パトカーが好き。
雨宿 エツ子(あまやどり エツこ)
声 - 南一恵
良夫の母。
雨宿 フチ(あまやどり フチ)
声 - 谷育子
まちと良夫の祖母。
酒田 響(さかた ひびき)
声 - 喜多村英梨
良夫の幼馴染み。
将太
声 - 朝井彩加
熊出村の子供。
かおり
声 - 石上静香
熊出村の子供。
たもつ
声 - 三瓶由布子
熊出村の子供。アニメ1話のEDクレジットで名前判明。
松さん(まつさん)
声 - 内藤玲
釣り好きの老人。
保田 清里(やすだ きより)
声 - 真中琴与
熊出村役場勤務。
課長
声 - 松山鷹志
熊出村役場課長。
係長
声 - 高桑満
熊出村役場係長。
橋田
声 - 加藤治
田村 キヨ(たむら キヨ)
声 - 片岡富枝
田村村の老人。老人ホームを抜け出して買い食いしている。
鈴木
声 - 柿沼拓実
まちのファンのオタク。
千野
声 - 長谷川裕貴
まちのファンのオタク。
亀井
声 - 佐藤友啓
まちのファンのオタク。
警察官
声 - 竹内幸輔名取幸政
熊が出たと熊出村まで注意報を伝えに行く。
帽子の中年
声 - 小室正幸
まちも使う橋を使っている。
ヒゲの中年
声 - 中村浩太郎
まちも使う橋を使っている。
店員
声 - 下地紫野
ユニクロの店員。
ジェシカ
声 - 東條加那子
エクササイズの声。
女の子
声 - 下地紫野
アニメ第4話登場。
TVの声
声 - 古木のぞみ
アニメ第4話でまちがつけたテレビの声・
村人
声 - 外山誠二金子達
アニメ第4話登場。
将太の父
声 - 吉野正弘
臼井
声 - 名取幸政
想像彼氏
声 - 伊藤健太郎
店員
声 - 豊崎愛生
まちがヴィレッジヴァンガードに行く途中にあった店の店員。
青年
声 - 代永翼
まちがヴィレッジヴァンガードに行こうとしたショッピングモールでぶつかった青年。
声 - 浜添伸也本橋大輔合田悠己
老爺
声 - 古川伴睦
アニメ第7話の神事で集まる。
老婆
声 - 定岡小百合竹口安芸子
アニメ第7話の神事で集まる。
ナレーション
声 - 杉本ゆう
アニメ第8話のナレーション。
田中
声 - 前田剛
アニメ第8話登場。
老人
声 - 外谷勝由
アニメ第8話登場。
老婆
声 - 有川知江
アニメ第8話登場。
おばさん
声 - 竹村叔子尾畑美依奈
アニメ第8話登場。
子供
声 - 下地紫野
アニメ第8話登場。
村人
声 - 外山誠二金子達
アニメ第9話登場。
徳山
声 - 青木和代
アニメ第9話でCMの出資をする。
マチ子
声 - イノサコイノコ
徳山の娘。
村人
声 - 真田五郎古川伴睦外谷勝由
アニメ第10話登場。
安東アキ(とうどう アキ)
声 - 花谷麻妃
きりたんぽのアイドル。
のんのん
声 - 小松崎夕楠
なまはげのアイドル。
郵便配達員
声 - 深街寿成
アニメ第11話登場。
スタッフ
声 - 石川賢利
アニメ第11話登場。
アイドル
声 - 岡本理絵
アニメ第11話登場。
スタッフ
声 - 佐藤友啓
アニメ第12話登場。
ゆき
声 - 原涼子
アニメ第12話登場。まちを元気づけた。
ママ
声 - 藤東知夏
アニメ第12話登場。ゆきの母親。
司会
声 - 田中健大
アニメ第12話登場。アイドルコンテストの司会。
男子
声 - 柿沼拓実
アニメ第12話登場。
女子
声 - 葵ひびき
アニメ第12話登場。
店主
声 - 巻島康一
アニメ第12話登場。ドサンコラーメンの店主。
村人
声 - 小室正幸外谷勝由高桑満
OVA「初雪の日」登場。
子供
声 - 青野菜月近藤綾香
OVA「初雪の日」登場。
なまはげ
声 - 佐々健太
OVA「ナッちゃん、衝撃デビュー」登場。
スタッフ
声 - 水島大宙長谷川裕貴
OVA「ナッちゃん、衝撃デビュー」登場。
司会
声 - 下地紫野
OVA「ナッちゃん、衝撃デビュー」登場。
男子
声 - 柿沼拓実
OVA「ナッちゃん、衝撃デビュー」登場。
女子
声 - 葵ひびき
OVA「ナッちゃん、衝撃デビュー」登場。

アニメ[編集]

2016年4月~6月まで放送。

ニコニコ生放送の最終話上映会では、歴史的な低評価をたたき出した。

1.とても良かった   16.1%
2.まぁまぁ良かった  8.1%
3.ふつうだった    9.2%
4.あまり良くなかった 15.6%
5.良くなかった    50.9%

アニメ放送では「1.とても良かった」が 90% に達することも珍しくない。特に「最終回」ともなれば、その作品を好きな人だけ残って見ているのだから、高くなるのが本来である。

ラスト数話で、シリアスに急転換したことが問題だったと思われる。

ところが6月の12話、最終話のストーリーをめぐり大騒動が起きた。最終話は主人公が強引にアイドルのコンテストに参加させられ、このために主人公はストレスのために対人恐怖症を引き起こして都会の高校進学を断念した。このバッドエンドにネットが炎上し、さらに放送直後に原作者の吉元が「私は脚本をチェックするのは断りました。プロだから、お任せしました。なのでこんなことをいう資格はないですが、ないので原作ファンとして感想を言わせて貰えれば、よしおのあの発言は、酷いなあと思っています。宜しくお願いします」と自身のサイトで批判を述べたため、さらに脚本家に対する批判がヒートアップする。そこで7月7日、公式サイトで「くまみこを応援して頂いている皆様へ」という題名でコメントが発表されたが、それが「TVアニメーション「くまみこ」に関しまして、まずは原作・月刊コミックフラッパー編集部の正式な許諾を得て監督・脚本はじめアニメーション制作スタッフの総意と制作委員会合意の下、しかるべきプロセスを踏まえて制作されていることをご報告致します。ひきつづき、コミック、アニメーション、「くまみこ」の応援をよろしくお願い申し上げます」というどう見ても火に油を注いでいるようなコメントを発表したため、視聴者やファンからの怒りがさらにヒートアップして、またも炎上する騒動になった。

単行本[編集]

MFコミックス フラッパーシリーズKADOKAWA)より発行。

巻数 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
1 2013年10月31日(2013年10月23日発売) ISBN 978-4-8401-5342-3
  • 第一話 クマと少女お別れの時
  • 第二話 村の言い伝え
  • 第三話 山神に捧ぐ舞(おどり)
  • 第四話 試練
  • 第五話 険しき道
  • 第六話 伝統を守る者

脚注[編集]


外部リンク[編集]