おとそとは正月に飲む酒類の事である。味醂をちろりなどに入れ、屠蘇散という散薬を入れて一晩置いておくとできる。屠蘇散は漢方薬局でティーバッグ(ティーパック?)状で売っているが、「味醂だと甘すぎる」という意見もあって甘口の日本酒あるいは味醂との半々で作る派もいらっしゃれば、「直し」(みりんと焼酎のカクテル)用いたりもする家庭もある。
中国で飲まれていた薬酒でお屠蘇(屠蘇)という。その意味は悪鬼を倒して死者を生き返らせるというもので、不老長寿になれると言われている。
平安時代に日本に伝わり、元旦の儀式として普及して庶民の間にも伝わった。
参考文献[編集]