SANDA

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SANDA』(サンダ)は、板垣巴留による日本漫画作品

概要[編集]

週刊少年チャンピオン』2021年34号から連載されている。『BEASTARS』に続く板垣巴留の連載作品となる。

ストーリー[編集]

サンタクロースの末裔三田一重は、冬村四織によってサンタクロースの力に目覚めてしまう。三田は、冬村の行方不明になった友人の小野を見つけるために協力することになる。

登場人物[編集]

三田 一重(さんだ かずしげ) / サンタクロース
声 - 村瀬歩東地宏樹(サンタクロース)
学級委員の中学2年生男子。サンタクロースの末裔であり、冬村によってその能力が目覚めてしまう。普段は14歳の少年の姿だが、サンタクロースに目覚めているときにはサンタの老人の姿になってしまう。
冬村 四織(ふゆむら しおり)
学級委員の女子。身長182cmと長身。
小野が行方不明になって半年たって死んだことになっているのに納得がいかず、サンタクロースの末裔と知った三田の能力を目覚めさせる。小野を探すためには過激な方法をとることも多く、三田のサンタクロースの能力を最初に目覚めさせるために包丁で刺したりしている。
甘矢 一詩(あまや いっし)
三田のルームメイトの男子。三田がサンタクロースと気づいて冬村共々捕まえる。一二三に見つかって一緒に逃げた後、家が老舗のケーキ屋で経営がうまくいっていないことを話す。そして、本物のサンタクロースがいればケーキ屋がうまくいくかもしれないと考えて三田に近づいたと話し、三田の正体がサンタクロースということは3人の秘密にするとした。
小野(おの)
冬村といつも一緒にいた女子。
大渋 一二三(おおしぶ ひふみ)
大黒愛護学園の学園長。92歳にして若々しい見た目を保つために整形のし過ぎで表情筋が壊死している他、手は92歳のままの見た目。学園の生徒こそが将来の日本を救うと信じている絶対的な権力者であり、トラウマは子供の人格を崩壊させるとして「トラウマゼロ教育」を校訓にして生徒を保護・見張っている。
茂木 一(しげき はじめ)
三田のクラスメイトでルームメイトの男子。
堂園 一慶(どうぞの いっけい)
三田のルームメイトの男子。
歌川 一織(うたがわ いおり)
三田のルームメイトの男子。
井沢(いざわ)
三田のクラスメイトの女子。

用語一覧[編集]

大黒愛護学園(だいこくあいごがくえん)
天子(てんし)5年の15歳未満の数が約5万人と日本の人口の0.1%となった世界で寝食と教育をすべて管理している。
サンタクロース
三田が目覚めたサンタクロースの能力。火に強い。子供が嘘をつくと物が落ちる。

書籍[編集]

秋田書店少年チャンピオン・コミックス〉より発売。

巻数 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
1 2021年12月15日(2021年12月8日発売) ISBN 978-4-253-28101-0
  • 第1話 全てが眩しい これが老いか
  • 第2話 この2人 火気奨励
  • 第3話 飴と鞭とキスと刃と
  • 第4話 トラウマの魔人
  • 第5話 ケーキ屋の前で誓い立てた
  • 第6話 落下のからかい
  • 第7話 みぞれ降るコンクリート

テレビアニメ[編集]

2025年より放送される。

その他[編集]

本人にとっては不本意かもしれないが、『バキ』の作者の実娘であるという。
個人的には推し作品ではあるが、「サンタクロースはトルコの司教様であった」というところが設定に含まれていないところが惜しい。今年(2024)になってから、「聖ニクラウスの墓が見つかった!」という報道があったが、「一般大衆はマスコミに「愚民」として馬鹿にされているんだな」と諦めることにしている。このネット社会で「ネット民は愚民だ」としている政治家やマスコミ関係者は、精神状態を疑ったほうがよいと思う。

脚注[編集]

外部リンク[編集]