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【2023年8月8日】

本日午後、鎌倉車両センター所属のE217系クラY-36編成がEF64形1031号機牽引で長野総合車両センターに配給輸送された。ドアステッカーなどが撤去済みであり、廃車解体されるものと思われる。同編成は8月1日以降運用を離脱していた。E217系の廃車回送が実施されるのは3月23日以降約4ヶ月半振りである。

なお、同編成の最終検査は車体保全であり、指定保全切れでの引退となった。しかし、E235系投入後もE217系では基本的に指定保全は通すという体系が取られており、実際にクラY-37、35、42編成が東京総合車両センターで指定保全を受け延命している。他の編成とは明暗を分けた格好となり、正に不遇の鉄道車両と言えよう。