クラシック

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
Classicから転送)
ナビゲーションに移動 検索に移動

クラシック (: classic) は、「階級」を表すラテン語「class(クラス)」に由来し、「最高クラスの」=「一流の」という意味である。のちに「一流」「最高」「格式のある」の意[1]が外れ、十七世紀のフランスにおける「新旧論争」を経て「古典」という意味で用いられることになった。各分野において、「歴史的に長く、評価の定まった物事」を指して「クラシック」と呼び、文学(グリムなどはロマン派である)、音楽(バッハやビバルディはクラシックであるが、ホルストなどは現在でこそクラシックではあるが、当時はモダンであった。ストラビンスキーのバレエ音楽『春の祭典』は初演のときは観客からの怒号を受けたという)バレエ(クラシックとモダンに二分される)などの芸術作品や服装(イタリアでは「クラシコ⇔モード」という括りがあるらしい)、行事に対して用いられる。
ここからさらに転じて、単に「古くなった」「時代遅れの」「ロマンティックではない」「モダンではない」ことに対する蔑称として使用される場合もある。「モボ」(モダン・ボーイ)「モガ」(モダン・ガール)などがそれにあたる。

クラシックの曲名の表記は、一貫性が無く、統一がなかなかできない箇所が多い。

音楽[編集]

音楽作品[編集]

ブランド・商品[編集]

スポーツ[編集]

作品名[編集]

脚注[編集]

  1. 研究社『ライトハウス英和辞典』1984年、237頁。

関連項目[編集]