1965年のサンケイスワローズのユニフォーム
1965年のサンケイスワローズのユニフォームは1962年から国鉄スワローズの経営に参画していたフジテレビと産業経済新聞社が1965年のシーズン途中にそれまでの親会社であった日本国有鉄道関連企業の交通協力会(現:公益財団法人交通協力会・株式会社交通新聞社)・鉄道弘済会・日本通運・日本交通公社(現:公益財団法人日本交通公社・株式会社ジェイティービー他JTBグループ)から経営権を譲渡され、「サンケイスワローズ」となった際に使用したユニフォームの事をさす。
翌年チーム名を「サンケイアトムズ」に変更した為、僅か7ヶ月弱で封印されたユニフォームでもある。
デザイン[編集]
ホーム用ユニフォームは白。ビジター用ユニフォームはグレー。帽子・アンダーシャツ・ストッキングの色は濃紺。帽子マークは金糸で「S」の飾り文字。首周り、袖、パンツラインは黒一本。ホーム用の胸ロゴは筆記体で赤に黒縁で「Swallows」、ビジター用の胸ロゴは大文字書体で赤に黒縁で「SANKEI」。ホーム用、ビジター用共に胸、背番号は赤に黒の縁取り。左袖にはホーム用が「サンケイ」、ビジター用が「TOKYO」のロゴがついた。
概要[編集]
1965年4月23日、国鉄スワローズが1962年以来資本参加していたフジテレビと産経新聞社に経営譲渡される事が発表。同年5月10日に両社を親会社とする「サンケイスワローズ」が誕生。シーズン途中での譲渡であった為、新ユニフォームの製作まで手が回らなかったのか、国鉄時代のユニフォームを多少マイナーチェンジした程度の変更にとどまった。 この年から親会社となった両社はシーズンオフにチーム名を「サンケイアトムズ」と変更。これに伴いユニフォームもファッションブランド「VAN」の創始者・石津謙介らによるデザインのユニフォームに一新された。