1360年紀伊・摂津地震(1360ねんきい・せっつじしん)とは、延文5年/正平15年10月5日(1360年11月22日)に紀伊国・摂津国で発生した地震のことである。マグニチュードは7.5から8.0。この地震により、尾鷲から兵庫まで津波が発生して多数の犠牲者も出た。翌康安元年/正平16年(1361年)にほぼ同地域で正平地震が発生しているが、その関連に関しては不明である。東南海道沖の巨大地震と見られる[1][2]。