黒鍬頭(くろくわがしら)とは、江戸幕府の役職の1つである。江戸城内の掃除、警備、防火、荷物の運搬などを職務としたほか、征夷大将軍の遊猟などにも従事した。若年寄支配。貧農出身で堤防や道路の普請の土方を務めた者を「黒鍬」といい、作事奉行の支配下に置かれた。