魚住 陽子(うおずみ ようこ、本名: 加藤 陽子(かとう ようこ)、昭和26年(1951年)10月23日 - 令和3年(2021年)8月22日)は、日本の小説家。
埼玉県出身。既婚者。
平成元年(1989年)に「奇術師の家」で朝日新人文学賞受賞。「静かな家」「別々の皿」「流れる家」などはそれぞれ芥川賞候補に挙げられた。
令和3年(2021年)8月22日午後8時33分、腎不全のため、東京都板橋区志村の自宅において死去した。69歳没。夫に先立っての死去であり、葬儀は近親者のみで行われた。
- 『奇術師の家』朝日新聞社 1990 のち文庫
- (奇術師の家、静かな家(『こみゅにてぃ』25号)遠い庭、秋の棺)
- 『雪の絵』(1992年、新潮社)
- (別々の皿、雪の絵、秋の指輪、雨の中で最初に濡れる)
- 『公園』(1992年、新潮社)
- (6月、雨、あの人のいない日、夏の終わり、蝙蝠、はじまり)
- 『動く箱』(1995年、新潮社)
- 『水の出会う場所』駒草出版ダンク出版事業部 2014
- 『菜飯屋春秋』駒草出版 2015