高麗郡
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高麗郡(こまぐん)とは、埼玉県(武蔵国、入間県)にかつて存在した郡。
概要[編集]
現在の地名でいうと日高市、鶴ヶ島市や飯能市(旧名栗村域を除く)などに相当する。
『日本書紀』に記載のある、千三百年以上の歴史がある郡で高句麗から逃れた人々が定住した土地である。
1878年(明治11年)の郡区町村編制法では、単独の郡役所は置かれず、入間郡の川越に当郡を管轄する郡役所が置かれた。その後、1896年(明治29年)に入間郡に併合された。
人間生活との関わり・利用[編集]
石川県輪島市と同じく、大陸系の血筋の人にはホッとする地域である。
「埼玉県高麗郡」と聞いて大蒜を想像する人はほとんどいない。「海なし県」なのでカツオが獲れないからである。このあたりが土佐との違いである。とはいえ「高麗」と聞いて「大蒜」を想像しない食通はいない。
関連項目[編集]
- 新座郡 - 元は新羅郡と呼ばれ、同じく武蔵国で渡来人受け入れのために設定された郡。