高野長英旧宅(たかのちょうえいきゅうたく)とは、岩手県奥州市水沢区大畑小路7に存在する高野長英ゆかりの旧宅のことである。
高野長英は江戸時代後期に活躍した洋学者であるが、高野家は長英の母・美也の実家で、長英が文政3年(1820年)に江戸に出るまでの一時期を過ごした場所である。
現在の建物は長英没後の明治9年(1876年)に改築されている。西側の表庭に面した八畳と六畳の2部屋が長英の居室として保存されている。昭和8年(1933年)、国の史跡に指定された。