高福寺(こうふくじ)とは、埼玉県入間郡毛呂山町滝ノ入117に存在する寺院である。宗派は曹洞宗。
毛呂駅の北西およそ1キロ、標高106メートルの竹ノ内山の北東腹にある寺である。室町時代末期に僧侶の量賀が付近にあった2か所の寺(行庵寺・東福寺)を併合し、寺を高福寺と改めて開基したという。江戸時代には朱印を与えられ、寺領10石を下賜された。
寺宝には木造阿弥陀如来坐像があるが、これは埼玉県から文化財に指定されている。像の高さは87センチ、寄木造りで、14世紀頃の作品と見られている。