高橋奏葉
高橋奏葉(たかはし かのは)は、日本の競技エアロビック選手。世界大会「スズキワールドカップ」で2022年・2023年と2連覇を記録したことで知られる。
経歴・人物[編集]
2010年、前橋市に生まれる[1]。2歳のとき、ヒップホップダンスを始める。二人の姉とダンススタジオに通ったが、そこで競技エアロビックに誘われ[2]、小学校1年生のとき競技エアロビックを始める。指導者で彼女の素質を見出した人物である神尾直子によると「体幹の強さや柔軟性が頭抜け、何より負けず嫌いな性格がよかった」。ちなみに、神尾は群馬県のエアロビックの第一人者である[1]。
2019年9月23日、第6回関東エアロビック選手権大会の「フライト4年生以下」で第3位[4]。
2021年3月21日、第16回JOCジュニアオリンピックカップ全国エアロビック選手権大会の「ジュニアトリオ」で第6位。チームメイトは栗原望斗と原美海(エアロビックアスリートチームジムナ)[5]。
2021年11月7日、スズキジャパンカップ2021第38回全日本総合エアロビック選手権大会の「ユース1トリオ」で第4位。チームメイトはエアロビックアスリートチームジムナの栗原望斗と清村萌々香[6]。
2022年2月、「2021年群馬県スポーツ協会長賞」を授与される[3]。
2022年11月13日、SUZUKI JAPAN CUP 2022第39回全⽇本総合エアロビック選⼿権⼤会の「ユース1⼥⼦シングル」で第3位[7]。
2023年4月1日、前橋市立第七中学校入学[8]。
2023年4月23日[9]、スズキワールドカップ2023第34回エアロビック世界大会の「エイジ・グループ(12~14歳)女子シングル」で優勝、前年に続いて2連覇を記録[2]。6月8日、同大会優勝者数名と共に室伏広治スポーツ庁長官を表敬訪問している[10]。6月14日、前橋市役所を訪問、山本龍市長と吉川真由美教育長に優勝を報告[8]。
2023年8月現在、身長145センチ[1]。お笑い番組や韓国のアイドルグループが好き[2]。「エアロビックアスリートチームジムナ」所属(前橋市下川町。代表・神尾直子)[8]。
出典[編集]
- ↑ a b c Abe 2023, p. 6.
- ↑ a b c 広報まえばし 2023, p. 14.
- ↑ a b ぐんまのスポーツ 2022, p. 5.
- ↑ “第6回関東エアロビック選手権大会(9/23)結果”. 群馬県エアロビック連盟 (2019年9月26日). 2023年8月18日確認。
- ↑ “第16回JOCジュニアオリンピックカップ全国エアロビック選手権大会 in 袋井 2021”. 群馬県エアロビック連盟 (2021年4月4日). 2023年8月18日確認。
- ↑ “スズキジャパンカップ2021 第38回全日本総合エアロビック選手権大会結果報告”. 群馬県エアロビック連盟 (2021年11月9日). 2023年8月17日確認。
- ↑ “ユース1⼥⼦シングル(PDF)”. 公益社団法人日本エアロビック連盟 (2022年11月13日). 2023年8月17日確認。
- ↑ a b c ぐんま瓦版 2023.
- ↑ “スズキワールドカップ2023 第34回エアロビック世界大会開催”. news.biglobe.ne.jp (2023年4月26日). 2023年8月17日確認。
- ↑ “優勝選手が室伏広治スポーツ庁長官を表敬訪問!「スズキワールドカップ2023第34回エアロビック世界大会」”. news.livedoor.com (2023年6月24日). 2023年8月18日確認。
参考文献[編集]
- 「自分らしさを笑顔で表現」、『広報まえばし』第1701号、前橋市役所、2023年8月1日、 14頁。
- Kazuya Abe「「努力を楽しむ」天才少女」、『me bu ku』第9号、株式会社ぐんま瓦版、2023年7月20日、 6頁。
- “高橋さん(七中) 逆転で連覇 エアロビック・スズキジャパン”. 株式会社ぐんま瓦版 (2023年6月15日). 2023年8月17日確認。
- 「2021年 群馬県スポーツ協会長賞表彰」、『ぐんまのスポーツ』第112号、公益財団法人群馬県スポーツ協会、前橋市関根町、2022年3月30日、 5頁。